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高速コントラアングルの切削性

 

今日は高速コントラの切削性を紹介します。エポキシ樹脂とセラミックの二つの場合で説明いたします。

 

エポキシ樹脂を被削材とした場合、エアーベアリングタイプハンドピースの PAT-C では、200g 以上の荷重では切削できません。一方、ハイトルクボールベアリングタイプハンドピースの PAR-S では、200g で最大の切削性を示したが、300g 以上の荷重では切削できませんでした。

 

これに対して高速コントラアングルでは、100g から500g まで荷重量と切削性が比例関係にあります。KAVO および WH では、600g から急激に切削性が低下し、NSK では600g でも500g とほぼ同じ切削性を示したが、700g ではいずれの機種でもわずかしか切削できませんでした。2元配置分散分析の結果、切削機械、荷重のいずれにも有意差が認められました。

 

 

セラミックを被削材とした場合、エアーベアリングタイプハンドピースの PAT-C では、300g 以上の荷重では切削できませんでした。一方、ハイトルクボールベアリングタイプハンドピースの PAR-S では、400g で最大の切削性を示したが、700g 以上の荷重では切削できませんでした。

 

 

これに対して高速コントラアングルでは、100g から600g まで荷重量と切削性が比例関係にありました。KAVO および WH では、700g まで切削性が低下しなかったが、NSK では700g では切削性が急激に低下しました。2元配置分散分析の結果、切削機械、荷重のいずれにも有意差が認められました。

 

 

このように、高速コントラアングルでは、従来のエアータービンハンドピースより大きい荷重において切削性が高いことがわかりました。

 

 

 


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