ハンドピース滅菌が徹底されない理由
歯科用ハンドピースの滅菌処置が不十分でエイズや肝炎に感染させることがあります。確かに、治療する時、口腔内の切削粉や唾液、血液などがハンドピース内部に逆流するのです。しっかりと洗浄滅菌しないと感染しやすいです。
ある調査により、ハンドピースを滅菌している歯科医院29.2%、滅菌していない歯科医院が70.8%だったそうです。厳格にいえば、歯科用ハンドピースを使用毎にオートクレーブで滅菌するはずです。しかし、患者様毎にハンドピースを滅菌使用している歯科医院は全歯科医院中の10%未満、恐らく5%程度だそうです。
滅菌が徹底されない理由が何でしょうか?何といえば、義務ではないことと滅菌にはコストがかかるからです。具体的な原因は以下のようです。
1. ハンドピースが消毒・滅菌には時間がかかります。
2. 徹底的に滅菌するので、ハンドピースの本数だけでなく、滅菌器の台数も増やす必要なので購入予算がありません。
3. 頻繁な滅菌はハンドピース内部部品の耐久性を低下させますからその寿命が短くなります。
4. ハンドピースの滅菌が義務ではないと交差感染の認知がありません。
ハンドピースの消毒滅菌がコストかかりますし、複雑だけど、何といえば交差感染を避けられるため毎回治療後きちんと消毒滅菌を行ってくださいね。
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