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歯髄に原因のある痛み

歯髄に原因のある痛みは、口の中に冷水、温水、甘味料等を入れたときに発現または増強することが多いが、歯周組織に原因のある痛みは、口の中に入れる飲食物の温度変化、あるいは化学的な酸、甘味等で発現することはない。歯周組織による痛みは、歯に触れる、咬合(こうごう)力が加わる等の外力が働いたときに発現あるいは増強がみられる。したがって、歯髄による痛みと歯周組織による痛みとを鑑別することはむずかしいことではない。歯髄炎では歯髄を除去する抜髄法を、根尖性歯周炎では歯の中にある根管を清掃・消毒する根管治療法を、歯槽膿漏では歯のかみ合せの調整、動揺している歯の固定などというように、それぞれに対応した適切な処置を施せば、歯の痛みを消退させるのにさほどの時間はかからない。

 

歯痛は、体調によっても大きな影響を受けます。例えば普段は何も感じていなくても、寝不足や仕事の疲れ・ストレスなどが原因で歯が痛みだすというのはよくあることです。

 

また女性の場合には、生理前になると歯痛が出やすくなるということもあるようです。

 

このように、体調と歯痛の間には深い関係があるのですが、体調が悪い時にいつも決まって同じ歯が痛くなるような場合は、その歯に何らかの歯科的問題があることが疑われます。特に以前虫歯治療をしている歯の場合は、その部分が二次的な虫歯(二次カリエス)になっていたり、歯の根っこの病気(根尖病変・根尖病巣)になっていたりする可能性がかなり高いです。

 

これらの病気は放っておいても治りませんので、体調が回復して歯痛が無くなったとしても、一度歯科医院へ行ってちゃんと検査をしてもらったほうがよいでしょう。

 

歯の根っこは複雑な形態のものも多く、この治療は術者サイドに、かなりのスキルと根性が試される事となる。当然、この兼ね合いが、治療結果(上出来、不出来、問題外)に大いに関係するのは言うまでもない。もちろん、懸命に上出来を目指すが、あきらかに平均的人間の能力を超えている天然記念物みたいなヘアピン状の歯の根っこに出くわした時など、「努力だけは買ってくれ」と言いたくなる場合もある。正直に述べるが、こんな高難度の根っこの治療など、数年に一度マグレでうまく治療できたものは、私の歯科医院の永久記念としているほどだ。とは言え、対策は講じてある。

 

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