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歯ぎしりの原因と治療

歯軋りとは、上下の歯をギリギリとすり合わせたり、グッと食いしばったりすることを言い、専門用語では「ブラキシズム」と呼ばれます。

「歯軋り」と言われる行為は、専門的には以下の3つに大別されます。
1.グラインディング

「ギリギリ」と歯を擦り合わせる歯軋り。
一般的に歯ぎしりと呼ばれているのは、主にこのタイプです。

2.クレンチング

「ググッ」と上下の歯を強く噛み合わせる歯軋り。
音が出ないので気づかないことも多いですが、これも歯ぎしりの一種です。

3.タッピング

「カチカチッ」と歯を打ち鳴らす歯軋り。
歯ぎしりの中ではまれなタイプです。

歯ぎしりの原因は現在はよく分かってはいません。(歯科機器)悪い歯並びや冠や詰め物の高さが適切でないと歯ぎしりが起こるという説 がありますが、私はその説に賛成できません。むしろ、歯ぎしりの原因は、仕事や夫婦家族の問題自分や家族の病気身近な人の死育児や老人の介護による精神的肉体的なストレスにあります。また、心の変化と関係がありそうですね。

欲求不満や心が落ち着かない時に、人はその発散のため体をゆすったり歩き回ったりいろいろな仕草をします。歯ぎしりも同じだと考えます。ストレスがあるときに、そのストレスを発散させるために歯ぎしりを必要としているのです。

一つの実験を紹介します。

ねずみを仰向けにして固定し身動きがとれない状態を続けると、ねずみはストレスを受けた状態になり100%胃潰瘍になりました。

別のねずみを同様に固定し、今度は木片歯科材料を噛ませ食いしばりができるようにさせると、胃潰瘍の発生率は66.7%に減少しました。噛みしめでストレスによる胃潰瘍を抑制できたことが分かります。

歯ぎしりの自己診断
 
朝目覚めたときに、顎のこわばりや疲労感が残っている。

 むし歯でないのに歯が痛い。歯が浮いた感じがする。

 犬歯の先が削れている。歯が擦り減っている。

歯ぎしりの弊害
 
歯が磨り減る(磨耗)
 
歯周組織が損傷される、歯周病が進行する
 
顎関節症が起こる
 
肩こりや頭痛

欧米やアジアでの調査によると、歯ぎしりによる不快な雑音を自覚している人の割合は、子どもで1020%、成人では58%、高齢者になると23%程度です。歯ぎしりは年齢とともに減少し、男女間に頻度の差はありません。
歯ぎしりには、遺伝的な影響が半分ほどあります。歯ぎしりを自覚する人の約半数では、家族や親戚に歯ぎしりを自覚している人がいます。また、遺伝子が半分だけ同じの二卵性双生児よりも、全く一緒な一卵性双生児のほうが、二人ともが歯ぎしりをする頻度が高くなります。さらに、歯ぎしりをする人の約90%は、子どものときにも歯ぎしりした経験を持っています。


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