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便秘と口臭の関係

口腔内カメラ口臭の原因について調べていると、なぜか便秘(オナラ)が口臭の原因だとする説が結構出てくるんです。便秘症のひとの口臭はオナラ臭い?・・・・・・。ってことは、腸内の便臭が胃を通って口臭になる?そんなことはありえません! 本当だとしたら、人が口を開くたびにオナラ臭がすることになりますが、口臭からそんな臭いがする人はいませんよね。

腸内で発生したガスは十二指腸できっちりとガードされるので、胃から外にでることはないのです。それに、人間の胃の中は強い酸性なので細菌が居座ることはできず、食べ物が発酵してガスを出すこともありません。
ですから、「オナラそのもの」が腸から胃を逆流し、口臭として口から出てくることはありえないのです。

一般的に、口臭の原因は、にんにくやアルコールなどの飲食物だと思われることが多いようです。確かに、香りが強いものを摂取すると、食べ物が胃に移った後でも臭気が口から出てくることがあります。しかし、こういった臭いの元が明らかでない場合の口臭は、たいていの場合、清浄不足、歯肉炎、虫歯、義歯の不適合などによって口の中が不潔になり、菌が繁殖して起こるものです。口臭を予防するには、まず口の中を常に清潔に保つのが大切。年に1~2回は、検診を兼ねて歯科で歯のクリーニングをしてもらいましょう。超音波クリーナーは必要です。
それでも尚、口臭が気になるのであれば要注意です。胃腸や呼吸器の疾患、肝臓や腎臓の機能低下、糖尿病が潜んでいるかもしれません。病気が原因しているものは、きちんと治療をして改善しましょう。 

「なんか口臭がちょっと気になったから」と。じつは「おならを我慢すると口から出てしまう」というのと同じ現象が便秘のときに起こってしまうのです。これは、本来肛門から出るはずのおなら(成分)が、便秘のために肛門へ行けずに小腸から血液に乗って体内を巡り、最終的には肺に入って呼吸と同時に口から排出されるため、口臭におなら成分が混じってしまうという現象になるためです。「おならを我慢すると口から出る」というのも、これとまったく同じ原理で起こってしまう現象です。

ちなみに、おなら(成分)というのは、腸内に悪玉菌が増えている人ほど臭いがきつくなります。

もし、肛門からであっても口からであっても、臭いがきついという場合は、腸内環境の状態を気にした方がいいかもしれませんね。幸いにも友人の場合、たしかに口臭が気になりはしたものの、

ひどい悪臭というほどではなく、腸内環境はさほど悪く無いのかな、などと感じました。

健康なときは便はある一定の時間を経ると排出されるが、便秘で腸内に便が長く留まることによって悪臭ガスが腸壁から吸収され、血液内を巡ってやがては肺にたどり着いて口臭となって出ていきます。
どのような臭いなのか、それはこのガスの構成成分が「オナラ」と同じということで想像に難くないだろう。口臭はガムなどで一時的に緩和することも可能だが、根本から解決するにはやはり便秘の解消が不可欠。 

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