舌苔は、口臭原因とか見た目の悪さ、また「舌ケア」・「舌エチケット」などの理由から、取り除くことが先行しているようですが、実は舌苔は口の中の健康を保つために必要なものであり、また、「舌診」という方法もあるように、舌苔は健康状態を知るための重要な指標ともなります。最近異常に舌苔が増えたとか、舌苔の色が変化した、といった場合は、それに起因するなんらかのトラブルの改善・治療を考える必要があります。例として、舌が黄色になった場合の原因としては、以下が考えられます。
・食べ過ぎや暴飲暴食
・アルコールの摂取量が増えている
・ニンニク料理を最近たくさん食べた
・タバコの本数が増えた
このような場合の正しい治療・改善法は、胃を休めたり、胃のトラブルの場合は治療するなども必要となります。このような原因の場合は、胃のケアや治療によって2〜3日で舌苔はなくなります。仮に原因が判明せず、舌苔がいつまでも分厚く付着した状態が続くようでしたら、歯科医・消化器科などに相談されるのもひとつの方法です。
歯磨きのあと洗口液やうがい薬(歯科材料)を使って口腔(こうくう)内を洗浄する習慣をつけると、舌苔の量は減ってくる。分厚く付着している場合は専用ブラシやガーゼ、タオルなどで拭い取るようにしよう。ただ「力を入れすぎると舌が傷ついて味覚障害を起こすことがあるので注意が必要」と鶴見大学の中川洋一講師は言う。
舌は実に繊細。ちょっと力を入れてこするだけでも傷つく。歯ブラシなどでごしごし磨くと表面の糸状乳頭が無くなってしまい。ひどくなると「つるつる」したところと「ざらざら」のところがまだら模様のようにできる「地図状舌」という状態になり、炎症や軽い痛みをともなうことにもなる。気をつけたい。
口のなかの細菌が付着してできる舌苔だが、九州歯科大学の柿木保明教授は「糸状乳頭が伸びると表面に付く細菌の量も増える」と説明する。糸状乳頭は舌の血管から供給される糖分やたんぱく質などの栄養の供給バランスが崩れると成長することが知られている。胃腸など消化管の調子がよくなると、糸状乳頭も短くなり細菌も付着しにくい。 健康な状態の舌は、薄い赤色で均等に薄く白い苔がついています。健康な人でも、体調によって舌苔が厚くなったり色が変わる場合があります。舌苔を除去する方法としては、ガーゼなどを使ってとる方法や舌ブラシや歯ブラシを使う方法があります。
その場合は、強くこすりすぎて舌を傷つけないようにしましょう。舌苔を除去した後は、舌苔を増やさないように口の中のケアをきちんとすること。洗口液、デンタルリンスなどのケア用品を使用すると効果的にケアすることができます。あわせて、口臭の原因となる病気や体調不良を改善することも大切です。体調が悪い時や疲れた時などは、白い舌苔が厚く付着します。風邪などで高熱が出た時や、口内炎ができた後に増えることもあります。
ただし、舌の縁や裏側が白くなっている場合は、「白板症」という病気の可能性があります。この病気はガン化しやすいので油断できません。ここの場合は、一刻も早く口腔外科や耳鼻咽喉科で診てもらうようにしてください。舌苔の除去のやりすぎも白っぽくみられます。
黄色っぽくみえる舌苔。これはコーヒーの飲み過ぎやタバコの吸い過ぎ、また黄色い着色物を含む食事を摂取したりすると黄色く見えます。喫煙本数の多い人やコーヒーをたくさん飲まれている人、ちょっと舌の色を確認してみてください。
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