大人の歯と比較するとまずエナメル質や象牙質の層が半分ほどしかありません。しかもエナメル質の硬さも大人に比べると何分の一程度なのです。つまりシールドが薄くてなおかつもろいのです。再生能力(再石灰化)も弱く、あらゆる面で大人の歯には到底及ばないのです。
ではなぜ乳歯は弱いのでしょうか?一説によれば乳歯が柔らかいと、成長時にあごの発育の邪魔にならないためだと言われています。硬いと互いに衝突したときに互いにダメージを与えてしまいますが、柔らかいと衝突しても大きなダメージにならないのです。成長して口内が大きく変化していくので柔らかい事が重要なのかもしれません。口腔内カメラで検査しましょう。
乳歯が虫歯になりやすいのは歯が弱いからだけではありません。お口の中の食べ残しや、歯磨きが十分でない、甘いものが大好きなど、口内の虫歯の原因となる要因を多く持っています。虫歯になるかならないかの分岐点は保護者の観察と歯みがきがしっかり出来ているかにかかっていると言っても過言ではありません。毎日の歯みがきと詳しくしっかり観察する意識を保護者の方は心がけてください。
虫歯の予防のポイント
1. 歯に付着している汚れを取り去る(歯ブラシ)
虫歯の元はプラークです。これはうがいでは取れません。歯ブラシを使いましょう。6~7歳位までは子供だけでは無理です。大人がきれいにしてあげましょう。子供を膝の上に寝かせると口の中がよく見えます。
上の前歯は上唇をまくり上げるようにして歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを当てます。そのまま歯ブラシを振動させるようにします。決して歯ブラシをゴシゴシ横や縦に動かさないようにして下さい。毛先が動くと柔らかい歯ぐきをこすって痛がります。歯ブラシの持ち方は、鉛筆を持つようにすると力が入り過ぎません。歯ブラシ嫌いにならないように注意しながら磨いてあげて下さい。下も同じ要領です。奥歯の噛み合わせは歯ブラシの毛を歯に直角に当て、小さくゴシゴシ奥から前へ動かします。
歯磨きが終わればしっかりブクブクうがいをして下さい。2歳くらいからうがいができます。水や番茶を口にふくんで唇を閉じてホッペや唇を大きく動かします。大人の口元を見せて一緒に練習しましょう。自分でもやりたがるようになれば子供専用の小さめの歯ブラシを持たせます。食事やおやつの後は歯ブラシを持つ習慣を身につけさせます。歯磨き剤はうがいができるようなら使ってもよいでしょう。フッ素入りのものが良いです。
虫歯の予防のポイント
1. 歯に付着している汚れを取り去る(歯ブラシ)
虫歯の元はプラークです。これはうがいでは取れません。歯ブラシを使いましょう。6~7歳位までは子供だけでは無理です。大人がきれいにしてあげましょう。子供を膝の上に寝かせると口の中がよく見えます。超音波スケーラーは大事です。
上の前歯は上唇をまくり上げるようにして歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを当てます。そのまま歯ブラシを振動させるようにします。決して歯ブラシをゴシゴシ横や縦に動かさないようにして下さい。毛先が動くと柔らかい歯ぐきをこすって痛がります。歯ブラシの持ち方は、鉛筆を持つようにすると力が入り過ぎません。歯ブラシ嫌いにならないように注意しながら磨いてあげて下さい。下も同じ要領です。奥歯の噛み合わせは歯ブラシの毛を歯に直角に当て、小さくゴシゴシ奥から前へ動かします。
歯磨きが終わればしっかりブクブクうがいをして下さい。2歳くらいからうがいができます。水や番茶を口にふくんで唇を閉じてホッペや唇を大きく動かします。大人の口元を見せて一緒に練習しましょう。自分でもやりたがるようになれば子供専用の小さめの歯ブラシを持たせます。食事やおやつの後は歯ブラシを持つ習慣を身につけさせます。歯磨き剤はうがいができるようなら使ってもよいでしょう。フッ素入りのものが良いです。
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