一般に入れ歯と言うと、年寄りくさいとか、見た目が悪いとか、食べ物が美味しくないとか悪いイメージに思われがちです。しかしそんなに悲観することはない のです。人間の歯(永久歯)は1度抜けたら生えてきません。様々な理由で不幸にも歯を失ってしまい、ブリッジでは補えないほどの隙間ができてしまったら、話すことも食べることもままならなくなってしまいます。
その現実を嘆くよりも、どうすれば再びうまく話せるようになるか、おいしく食べられるようになるか を前向きに考えた方が、人生、楽に生きられると思いませんか? 入れ歯はプラスチックだけではなく色々なタイプがあります。変形の少ない精密義歯は快適性に優れます。審美性を考慮した入れ歯は目立つ金具(バネ)部分がなく自然です。その他、部分入れ歯や金属義歯、磁石式入れ歯、曲がる入れ歯があります。口腔内カメラでよく検査しましょう。
咀嚼(口の中で食べ物をよくかみ砕き、味わうこと)は脳を刺激するため、認知症との関連性があるのではないかと考えられています。そして、認知症が進んでいる高齢者は、合っていない義歯を使用していたり、流動食に頼っている場合が多いようです。実際義歯の噛み合わせを直し、きちんと噛んで食事をする習慣がもどったところ、認知症の症状が改善したという報告は少なくありません。しっかり噛むためには自分自身の歯を残すことが理想ですが、次善策として義歯をしっかりと調節することも大切です。 入れ歯をあわせてみることで本当はブリッジによる治療がよいのか、それともインプラントにしたほうが良いのかよりはっきりと分かると思います。
上顎の部分のない入れ歯を作るためにどこを工夫すれば良いのか?裏打ちは硬いものよりも軟らかい歯科材料の方が良いのか?噛むことより見た目を重視するのかどうか?患者さんの希望をしっかりと聞いて、それに合わせてきめ細かく作りあげていきます。 奥歯が無くなると他の奥歯に噛み合わせの力の負担が集中します。大きな奥歯2本が無くなるかなり厳しい状況。3本になると待ったなし。4本無くなると次は前歯が次々崩壊するといったケースが考えられます。
ちなみに前歯は食べものを噛み切りやすいように上の歯が前、下の歯が後ろになっており奥歯ほど力を受けとめられません。このため前歯だけで、入れ歯なしであごを支えるのはかなり無理が掛かります。力に耐えられず、次々前歯がダメになってしまうこともあるのです。
入れ歯を使わずに済むなら、そうしたいと思うのは皆さん同じです。作ったものの使わずしまっておくケースもあると思います。結局はどこで自分が納得できるかになります。
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