酸蝕歯とは、食べ物や飲み物に含まれる"酸"を摂り続けることにより、歯の表面のエナメル質を弱体化させ、歯を薄く弱くし白さを失ってしまった歯のことです。(歯科材料)とくに、ワインや果実酢をよく飲む方、ベジタリアン、ビタミンC剤などを摂取する方によくみられ、成人の6人に1人が酸蝕歯だといわれています。 歯ブラシは硬い物を避け、力を入れすぎずやさしくブラッシングする。ちなみに、酸性の高い飲み物は、コーラなどの炭酸飲料(pH2.2)、栄養剤(pH2.8)、また100%オレンジジュース(pH4.8)などです。pHが0に近いほど酸性が強い一度なってしまうと元には戻らないので、それ以上進まないように予防しましょう.
最後に酸蝕歯チェック<(`^´)>
1. 歯が時間とともに徐々に黄色くなっている
2. 歯がガラスのように少し透けて見えたり、歯の先端部分が削れたように見える
3. 熱いものや冷たい物を飲んだ時に歯がしみる
4. ブラッシング圧が強い
5. フルーツをよく食べる
6. ワインをよく飲む
「はい」が1~2 → 酸蝕歯リスク小
「はい」が3~4 → 酸蝕歯リスク中
「はい」が5~6 → 酸蝕歯リスク大
酸蝕歯を防ぐには、酸性の強い飲食物を頻発に口にしないことです。ちなみに一番酸性度が強いのがコーラ 。なんとPH2.2(歯が骨が溶ける〜〜)ポカリスウェットもPH3.5(スポーツの後乾いた口で飲んだら・・・)ビールはPH4.0(毎日たくさん飲んでませんか?)と、PH5.5をはるかに下回っています。四ヶ月おきに、きちんと定期検診にいらして下さる患者様が、毎回虫歯が発見される。一日三回歯磨きしているのに、なぜだろう、という話しになりました。食生活をリサーチすると、間食が多い。また、毎日ワインPH3.4の酸性度の高いお酒を飲む。
さらに健康のために、黒酢ドリンクPH3.1をよく飲んでいらっしゃいましたドライマウスの原因は、唾液腺自体の機能障害(シェーグレン症候群)によるもの、 抗精神病薬・抗うつ薬などの薬によるもの、恐怖やストレスによるものなど多彩で、 専門医による問診が重要とされています。
唾液の分泌量が減少して抗菌作用が低下すると、虫歯(う蝕)・歯周炎のリスクが高まりますので、 歯科医院での定期的なメンテナンスも必要です。症状を放置していると、唾液量の低下による 食道炎・胃炎や全身疾患へつながる恐れがあります。
酸蝕歯の原因となる酸性の飲食物は、私達のとても身近にあるものばかりです。残念なことに、身体に良いことと歯に良いことは必ずしも一致しません。健康のためと積極的に摂取していたものが、実は歯の健康を害していたということがあるので注意が必要なのです。しかし、正しい知識を持つことで酸蝕歯のリスクは減らすことができ、歯を守ることができます。意識を高め、『健康な身体で、一生自分の歯で食事をする』という両方を目標にしたいですね。
酸蝕歯になってしまうと、現代の歯科医療では元の歯には戻せません。だからこそ予防が大切なのです。
-
歯科開口器・マウスオープナー(C型)20個入
販売価格 3,900円
-
LED光重合器 照射器 1500mw(ワイヤレス)
販売価格 4,600円
-
歯科用双眼ルーペ3.5X拡大鏡 &ポータブルLEDヘッドライト
販売価格 9,600円
-
歯科用ホワイトニング装置・セルフホワイトニング用機器 KY-M208A(土台付き)
販売価格 67,300円