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歯のホワイトニング

  広い意味での「ホワイトニング」は、茶渋やタールなどの歯の表面に沈着した色素を除去したり、いろいろな原因で変色した歯を白くすることと定義することが出来ますが、その中には、歯を白くする効果を謳った市販の歯磨剤やデンタルリンス(あるいはマウスウォッシュ)を家庭で用いるものから、歯科医院で歯を削って人工の歯に置き換える治療まで、多くの処置が含まれます。この医療機器 歯科サイトにいろんな歯器械があります。

 

 歯は削れば削るほど寿命を短縮することにつながりやすい事から、西暦2000年に世界歯科連盟が「最小限の侵襲による歯科治療」を提言しています。表1で、歯に対する侵襲は一般的に上位ほど少なく下位ほど大きくなりますので、満足できる効果が得られるのであれば、より侵襲の少ない処置を選びたいものです。

 

 狭い意味での「ホワイトニング」は、歯を削らずに歯の本来の色を漂白剤(主に過酸化水素)で化学的に白くするブリーチあるいはブリーチング(漂白)のことを指します。漂白法には適応症と非適応症があって万能的な処置法ではありません。変色した歯を白くするための1手段ですので、症例によっては他の方法に委ねなくてはならない事もあります。歯の変色には様々な原因がありますが、茶渋やタバコのタールなど外来色素が表面に沈着した場合には、多くの場合、歯科用双眼ルーペプロによる歯面研磨だけで歯本来の色を取り戻すことが出来ます。

 

 乳幼児期に服用した薬・テトラサイクリンが原因で生じる濃い変色は、有髄歯漂白の難症例ですが、歳を重ねるとともに生じる歯の黄ばみは漂白の最適応症です。詰め物や人工の被せ物は漂白で白くすることは出来ません。また、ご自分の歯でも金属イオンで変色した場合には漂白不可能です。妊娠中、あるいは授乳中の女性は、胎児や乳児への漂白剤の影響が確認されておりませんので、その時期は避けた方が良いでしょう。

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