ishinerデンタル 歯科用品・技工材料・機械通販サイトです

メール:jp.ishinerdental@hotmail.com 電話番号:86-023-62535604
歯周病と歯軋り

     歯周病は細菌によって引き起こされるのですが、歯周病を増悪させる要因があります。それは「歯ぎしり」です。食事以外の時は上下の歯は接触せずに第一大臼歯辺りで2mmほどの隙間がある状態が正常です。このことを安静位空隙と呼んでいます。特定の歯に強い力が加わって歯周組織がダメージを受ける現象を咬合性外傷と呼びます。

 原因:歯ぎしり、歯列の崩壊、合わない詰め物や被せ物。咬合性外傷の原因の一つである歯ぎしりによって歯周病を誘発させ、あるいは増悪させる事が報告されています。

 

 歯軋りの種類:グラインディング 、上下の歯をギシギシとすり合わせるため音がします。夜寝ている間が一般的ですが、起きている間もする人がいる事が報告されています。狭義の意味で歯ぎしりというとこのタイプを指すことがあります。クレンチング :上下の歯を強く食いしばるものです。昼夜を問わず行われます。タッピング 、上下の歯をカチカチと打ち鳴らすタイプで頻度はあまり高くありません。

 

 歯軋りの原因:ストレスによるものであるというのが現在では定説になっています。以前は歯並びの異常によって起こっているものとして咬合調整を行うこともありましたが、現在では歯ぎしりと歯並びの異常との関連はほぼ否定されています。

 

 歯軋りの治療法:スプリント治療、歯の型を採って作成し、夜寝ている間上の歯列に装着します。自己暗示療法、睡眠前に「唇は閉じ、上下の歯はわずかに離れている」と心の中で30回唱えてください。自己暗示療法が有効なケースが数多く報告されていますので試してみてください。意識改革、「唇を閉じて上下の歯が接触しない状態を保つこと」を常に意識する。


より多くの歯科用品をお探しならjp.ishinerdental.com