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　メタボリックシンドロームとは内臓脂肪型肥満に高血糖、高血圧、脂質異常などが重なった状態のことといいます。肥満には大きく分けて洋なし型肥満とりんご方肥満があります。りんご方肥満とは内臓の周りに脂肪がたまった状態で、この内臓脂肪は肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症などの様々な生活習慣病を引き起こしやすくします。

 

　歯周病は歯茎に炎症などが起こることです。歯の周りに付く歯垢と呼ばれる細菌のかたまりが原因です。その細菌は歯茎と奥の歯槽骨が破壊されます。放置すると、歯がグラグラになって抜けてしまうこともあります。これは歯を失うの最大な原因となっています。

 

　メタボリックと歯周病は、一見なんの関係もなさそうですが、最近の調査結果から、両方が関係あると報告されました。

 

　歯周病があると、歯周病菌が血液中に入り、全身に回って心臓病や脳卒中、糖尿病、肺炎などを引き起こす可能性を高めます。メタボリック方には歯周病がある人は多いです。これは最近の調査で明らかになっています。

 

　両者に共通する危険因子が肥満と糖尿病です。共肥満と糖尿病がある人はメタボリックにも歯周病にもなりやすいです。もしかして、両方は同時に進行すれば、その結果、動脈硬化の進行が加速され、心筋梗塞や腎臓病で死亡する危険性が高まります。

 

　ですから、メタボリックの予防は、歯周病の予防にも重要なことなります。毎食後の歯磨きはもちろん、落とせない歯垢等は歯科医院へ定期検診を受けます。そして、食べ物する時、よく噛んで食べてください。これは歯周病の予防やメタボリックの予防にも効果があります。また、規則正しい生活をしましょう。十分な睡眠、禁煙、適度な運動などが大切です。