下顎第一大臼歯のSRPについての話
下顎第一大臼歯は下顎第二小臼歯の遠心にある大臼歯といいます。
SRPでは、垂直方向、水平方向、斜め方向のストロークを部位ごとに使い分けることで、歯石を確実に除去することができます。歯石の下にスケーラーを入れて、真上に引く垂直方向ストロークが、SRPの基本のストロークとなります。
水平、斜め方向のストロークは、最後臼歯遠心面や頬舌側歯頸部、隅角部のSRPに効果的に活用できます。
歯科に限らず、医学は全て解剖を熟知することがベースです。そして、どんなに歯科機械や診断機器が進化しても、操るのは人間ですから、触診・視診・打診・聴診などの五感で“感じる”診断が極めて重要です。
そして、その勘を鍛える基本的な訓練が医学では重要です。そのためには、その勘の基準となる、臓器の形態や構造がどうなっているかをしっている、というやはり解剖の知識の基本に戻るのです。
SRPに限らず、根管治療でも歯周外科でも、そして内科や精神科の治療でも“この病気かもしれない!”という、予測脳を使って“医学的勘”を鍛えれば、診療科を跨いでも、お互いに医師同志で意思疎通ができるのです。
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