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治療において何が一番大切

若い頃は歯医者さん知らずで自分の歯に自信をもっていた人も、いつまでもその状態が続くという保証はありません。また、今まで虫歯治療しか経験していない人もいるでしょう。加齢・ストレス・他の全身的な疾患に対する危険度が増すにつれて、歯周病になる危険度も高くなっていきます。

 

根の治療とは広義の意味で歯の中の汚染と根管外への感染源を除去する治療です。通法では歯髄腔を適切に拡大清掃し、防腐的歯科材料が根尖孔まで緊密に充填(根管充填)されることを目的とします。 

 

神経にまで虫歯が進行してしまうと、単に歯を削るだけの治療では済みません。抜歯をすることになります。もちろん、痛みの原因となる歯を抜いてしまえば、すぐに痛みは治まります。しかし、歯を抜くことは、痛みを取り去るための一時しのぎといえます。歯は、1本でもなくなると残存歯の歯列に影響を与えるため、安易に抜歯はおすすめできません。また、抜いたままにしておくわけにもいかないので、費用と時間をかけて補綴治療をする必要が出てきます。一方、根管治療は治療に時間がかかりますが、大切な歯の寿命を延ばすことができるのです。

 

ラバーダムで感染のコントロールをして、体に治す力を起こさせるようなマイルドな根管貼薬剤を2ー3週間使用すれば、多くの場合症状は改善していきます。通常私のところでは、根管治療は特別な問題がない限り、2ー3回の通院で終わります。治療が長引けば、感染の機会が増えるため、得策ではありません。また、マイクロスコープは有効な器具ですが、感染のコントロールがきちんとできなければ、治すことはできません。私はこのような根管治療の基本をスウェーデンのイエテボリ大学歯内療法科の専門医の先生方に教えていただきました。治療において何が一番大切なのか、気づかせていただいたのです。

 


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