歯根嚢胞のほとんどが歯の根の先端の尖った部分に膿などをもった空間ができます。骨の中は目では確認できないので、レントゲンで確認するとすぐに見つかります。歯根嚢胞が出来るのは、神経が死んでいる歯か、すでに神経を取った治療を行なっている歯で、生きている歯には起こりません。歯の内部の神経が入っていた空間が汚れて細菌が繁殖し、根の先端から押し出され、そこに膿が溜まるのが歯根嚢胞です。
噛み合わせが何らかの原因によってバランスが崩れると、ある特定の歯に大きな力が加わるようになります。これを咬合性外傷といい、放置すると歯が欠けたり、歯の揺れが見られるようになります。 これもお口全体のバランスを治すことによって、抜歯を回避出来る場合があります。
歯によっては、構造上割れやすい歯が存在します。歯根の先まで真っ二つに割れてしまったものはどうしようもありませんが、歯科用部分CTスキャンでのレントゲン診査を行い、割れ方や割れた範囲などによって、ファイバー樹脂でできた心棒による接着や歯冠延長術(クラウンレングスニング)で 抜歯しないですむ歯もあります。
歯根破折は、「さし歯」の支柱に用いる金属と歯の象牙質の硬さが大きく異なるために、噛んだ力が硬い金属から柔らかい象牙質に均等に分散して伝わらず、特定の部分に力が集中して象牙質がひび割れる現象です。したがって、歯根破折を防ぐには金属の支柱を使わないことが最大のポイントということになります。最近(2003年)になって、金属の支柱に替わる材料としてグラスファイバー製の支柱が登場し実用化されました。
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