メスを入れずに歯並びを改善する「歯列矯正」。
その治療は長期に渡るため、それなりの覚悟や強い意思が必要だと言えます。 また食事など日常不可欠な行為にも関わる歯の治療ですから、日常生活を送る上でいろいろと注意が必要でもあります。
小・中学生の親御さんから多く寄せられる質問に、歯列矯正で勉強やクラブ活動に支障がないかどうかということがあります。
受験を控えていたり試験前だったりすれば、特別な場合を除いて矯正を始める時期を調整しましょう、とアドバイスされることも少なくありません。正治療中は次のようなものはできるだけ避けた方がいいでしょう。
極端に硬い食品→するめ、硬いおせんべい、ナッツ類、氷の塊など。粘着性の食品(くっつき易い)→キャラメル、ヌガー、ソフトタイプキャンディなど。大きな塊の食品→ステーキやスペアリブ、りんごの丸かじりなど食品はできるだけ小さく切って、奥歯で噛むようにしてください。
痛みや違和感の感じ方は人それぞれです。また、慣れないという感じがするのも最初から何ともない人もいれば、時間を要する人もいます。 特に調整に来院し、歯科機器を変えた直後は痛みが出やすく、当日から数日痛むこともあります。
装置を付けた当初は、軟らかめのものを中心に食べものを小さく切ってゆっくりと召し上がるのが良いでしょう。装置に慣れて歯の痛みが無くなれば、ほとんどのメニューはOK となります。あえて避けたほうが無難なものは、粘着製のある、ガム、キャラメル、餅、非常に固い、お煎餅、氷、噛み切りにくいするめ、フランスパンの皮などがあります。強い力で咬みますと、装置が壊れて、歯の動きが止まり治療期間がのびることもあります。
矯正治療は、基本的に時間のかかる治療です。治療期間中には、人生の大切な行事がぶつかることもあるでしょう。特に、女性の場合結婚式の記念写真に矯正装置が写るのは、抵抗があることです。このような場合、一時的に目立つ前歯の部分の矯正装置のみを撤去することが行われております。行事の終了後、再装着をして治療を継続します。一般的に装置撤去、歯科材料がかかりますので、矯正医に確認されるとよいでしょう。
歯列矯正は歯の表面に行うものと、目立たないように歯の裏側に行うものと2種類あります。表面の場合は問題ありませんが、裏側に行っている時、発音に若干影響が出る可能性があります。さ行・た行は舌を歯の裏側に付けて発音するからです。
歯列矯正中はどうしても、歯の表面に金属の装置が目立ってしまいます。どうしてもという場合のみ、治療を一時中断したり、装置を緩めたりすることができますので、医師の確認しておきましょう。矯正前にレントゲンや抜歯が行われます。ホルモンバランスの崩れやい妊娠中の矯正は避ける方が良いでしょう。
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