今回は初期虫歯についてです。虫歯というのは、一度虫歯になると、その後どんなに一生懸命に歯磨きをしても、治療をするまで、進行していくのが一般的です。でもその虫歯が「初期虫歯」だったら、虫歯治療をせずに治ってしまうかもしれないんです。それが、「歯の再石灰化」なのです。「初期虫歯とは?」 「エナメル質に酸が付着すると、歯の表面からミネラルやイオンなどが流れ出します。これが脱灰と呼ばれる現象です。一度は溶け出たイオンやミネラルが、再び歯の表面に戻って、溶かされた歯の表面を修復する作用のことを再石灰化と呼んでいます。初期虫歯の場合の選択肢は2つです。
1.さっさと治療する
2.経過観測を行い進行するようであれば治療する。
どちらを選択するも最終的には患者さん(質問者さん)の判断でしょうが。2を選択した場合は進行しない様なケアと定期的な専門家のチェックが小さな虫歯は削った後コンポジットレジンという歯と同じ色合いのプラスチックをつめる治療をします。 治療回数は1回で済みます。
大体の流れをみってください。
<審査・検査> (口腔内カメラ)
視診・触診・打診・エックス線診査などで、歯やその周りの状態を調べます。
<診断・治療計画の呈示>
検査結果に基づき治療計画をたてて、その内容を説明します。
<治療開始>
1)虫歯の部分を削る。
2)削った部分に接着剤を塗る。
3)歯と同じ色合いの材料コンポジットレジン(プラスチック)を詰める。
4)詰めた部分の表面を研磨して形をととのえ、咬み合わせを調整する。
普通、歯を磨いた後に、前歯だけチェックして終わりにしがちです。でも本当は奥歯をしっかり確認して欲しいのです。そこで病院で使われているようなタイプに近いミラーが1本あると大変便利です。薬局やスーパーなどでも市販品で似たようなものを見つけることができます。
さらに暗い口の中で初期虫歯などを発見するためにオススメするのが、最近発売され始めたLEDライト付きのデンタルミラー歯科機器。
なかでも超音波スケーラーと光るデンタルミラーアタッチメントがセットになった「バトラー ミロライト音波振動ハブラシ」は、付属のデンタルミラーの柄の部分から光が発せられるため、ミラーの周囲が明るくなり見落としがちな磨き残しや、初期虫歯なども発見しやすくなります。
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