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食生活からみた虫歯予防

脊椎動物にはいわゆる「歯」と呼ばれる構造が具わっています。しかしながらその発達の程度は千差万別です。たとえば鳥類では二次的に歯を失っています。両生類ではガマには歯がありません。爬虫類ではカメには歯がありませんが、ワニには立派な歯があります。我々ヒトを含めた哺乳類になるとほとんどの種で歯をもっていますが、歯が無い種類がないわけではありません。たとえばオオアリクイには歯がありませんし、クジラも歯の有る無しで歯クジラとヒゲクジラに分類されています。歯を持つ哺乳類といっても、形状や構造、並び方は多種多様です。

さてこうした歯の多様性は、その動物の食性とかかわるものと考えられています。藤田恒太郎氏は「歯の話」(岩波新書)という本の中で「歯は動物の食性をもっとも端的に反映している器官だといわれている。つまり、その動物がなにを食べて生きているか、草食か、肉食かは、その歯を見ればわかるというのである。」と述べています。

食後にイチゴを食べれば、酸を作らずいわゆるキシリトール効果が得られる様です。もちろん何にも付けないでですよ。すぐ歯を磨けないときなど(外食など)は効果的です。と言っても歯磨きに勝る物はないでしょう。子供だけにさせてもしっかりは磨けないみたいです。歯を磨いたのと、しっかり磨けているのは別。思いっきり磨かせた後に、歯科医院で貰った赤い(磨けていないところに着色される物)を付けると良く解りました。
また保育園で聞いた話では、生活習慣も関係しているみたいです。それは、例えばアメを3個子供にあげたとして、一方は好き勝手に食べさせるのと、おやつの時間をきめてその時のみたべさせるのとでは、同じ3個のアメでも口の中にある時間(当然長いと虫歯になりやすい)の違いにより、好き勝手にさせた方が虫歯も多くなると言うことです。この話を聞いてからは少ないからと勝手に持たせるのは止めました。アメなどの後にはとりあえず真水で口をゆすげば、早く口の中が虫歯になりやすい環境から回復するそうです。口腔内カメラ
で分かる、歯の表面の汚れはべたべたとし、虫歯の細菌の塊、プラークとなってこびりつきます。
プラークは奥歯の内側や歯磨きのときに磨きにくい場所にくっつき、歯石や虫歯の原因となります。また、食べ物だけでなく、甘いジュースなども虫歯になりやすいので、お子様にちょくちょくジュースを飲ませるのはあまりよくありません。水分補給のためなら、緑茶や麦茶などの虫歯になりにくい飲み物をあたえましょう。また、逆に虫歯になりにくいたべものは食物繊維を多く含んだ海藻類です。

海藻類は歯の最石灰化に必要なカルシウムも含んでいますし、海藻類にはフッ素も含まれています。寝ている間は唾液の出る量がガクンと減ってしまうので、寝る前に飲食をするとお口の中のphが酸性に傾いたままになってしまい、非常に虫歯になりやすくなります。超音波スケーラーはなかなか必要です。もしも寝る前に飲食をした場合には、その後に必ず歯磨きを行うようにしましょう。

食事と食事の間におやつを食べると、食事で酸性に傾いたphがやっと中性に戻ってきた頃におやつによってまた酸性になってしまうので、非常に虫歯になりやすくなります。おやつはできるだけ食後すぐに食べるか、もしくはおやつを食べたらすぐに歯を磨くようにすることで、虫歯になるリスクを低くすることができます。


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