先日の「たけしの本当は怖い家庭の医学の反響なのでしょう。舌扁桃炎や膿栓といったキーワードでの来訪者が増えてきています。今日は、舌扁桃炎の治療(根管治療)・予防に関することを書いてみたいと思います。
私は耳鼻咽喉科は専門外なので、詳しいことは専門医にお聞きください。ただ、口臭に関しては専門的に研究していますので、そういう観点で。
口臭の原因
舌扁桃炎は、喉の奥にある舌扁桃という免疫器官に炎症が起きてしまう病気です。 最近では、中高年の女性を中心に患者が増加しています。 具体的には、年間30万人以上がこの舌扁桃炎の病気にかかっているようです。
この男性のように、原因は風邪によるものです。 風邪を引くと鼻水が喉の奥に垂れて舌扁桃の部分に付着します。 長い時間、鼻水が付着していると細菌による炎症が引き起こされて臭いが発生することになります。 白血球や細菌の死骸によりドブのような強い臭いが起こるのです。 このように篇等や喉に炎症が起こると強い口臭が発生します。
男性は、少し前に風邪にかかっていたそうです。 症状が軽かったため、あまり気にかけずに放置していました。
臭いにも気づかなかった男性は、炎症が悪化してしまいました。 舌扁桃に膿栓(のうせん)といわれる強い口臭の原因を作り出していました。
一;舌扁桃炎(ぜつへんとうえん)が口臭の原因の一つです。
舌扁桃炎とは、喉の奥の付け根にある舌扁桃(ぜつへんとう)と言われる免疫器官に炎症が起きてしまう病気です。統計によると、この数年、舌扁桃炎を患う人の中に中高年の女性の占める比例が一番大きいです。彼らを中心として、患者さんの数が一年の内に三十万以上のスピードで増えていると考えられています。舌扁桃炎を患う一番重要な原因は風邪です。風邪を完全に治しきらないなら、それを起こる可能性が非常に高いです。風邪をひいたら、知らず知らずのうちに鼻水が喉の奥に垂れて舌扁桃にくっ付きます。長い時間でそれが続くと、鼻水に含まれている細菌の原因で舌扁桃が炎症が起きるということです。炎症とは白血球が細菌などと戦い合うことによって起こる免疫反応です。結局、白血球や細菌の死骸が粘膜にくっ付きます。それで、臭くなり、口臭が起こるのです。
二:膿栓が口臭の起こるもう一つの原因です。
本来、舌扁桃には、細菌を数多く捕らえるために表面に陰窩(いんか)と呼ばれる小さなくぼみが数え切れないほど開いています。しかし、日々にとって炎症が続いたら、この陰窩(いんか)に白血球や細菌の死骸などが詰まってしまいます。これが膿栓(のうせん)と呼ばれるもので、ドブのようなひどい臭いを発します。また、膿栓は口臭の原因となることから、口臭が気になったり、膿栓が貯留することで咽喉頭の違和感が続くような方では治療の対象と考えられます。膿栓は主に口蓋扁桃に付着しますが、上咽頭に存在する咽頭扁桃(アデノイド)や舌根扁桃を始めワルダイエル輪を構成するリンパ組織にはどこにでも出来ます。膿栓の保存的治療法としては、専用の歯科機器で膿栓の吸引や陰窩の洗浄といった処置が行われます。腺窩の洗浄や膿栓の吸引といった治療行為は保険診療では「扁桃処置」と称し、保険点数40点(3割負担の方で120円)の処置です。
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