お口の中には歯科機器で親知らずを除いて上下28本の歯が存在しています。みんなそれぞれ形が違いますね。形が違うという事はそれぞれの役割も違ってきます。食事をする時の働きや動きも変わってくるのです。それぞれの役割について考えてみましょう。まず、上下にある4本の前歯につ いて。
口元の中心にありますから見た目の審美性が大きいです。他には発音する時にも大きな役割を果たして います。もし前歯が抜けてしまったら空気が抜けてしまうので発音がしにくくなったりします。
食事をする際 の前歯の役割は、物を噛み切る事です。硬いお肉を食べる時にちょうど良い大きさにする最初の仕事を行うのがこの前歯です。もし前歯がなかったら、常に奥歯が使われる事になってしまい、奥歯の負担が大きくなって しまいます。奥歯が磨り減ってしまい磨耗してしまう原因にも繋がってしまいます。超音波スケーラーは大事です。
前歯は笑顔などを美しく見せるために大切です。もしも前歯が無かったら、魅力も少し減ってしまいます。その他にも、前歯には役割があります。役割の一つは、きれいな発音で話すということです。
発音をするためには、お口から正しく空気が流れる必要があります。前歯が無い、もしくは隙間があったりすると、空気が漏れ、個人差はありますが発音がしづらくなったりします。前歯におけるトラブルは発音障害に直結しますので、充分注意が必要です。もう一つの前歯の役割は、ものを噛み切るということです。
前歯の果たしている審美的役割がとても大きいことは言うまでもありませんが、それと共に前歯は発音時に大きな役割を果たしています。そして、このことから前歯におけるトラブルは発音障害に直結してくるということが、容易にご想像いただけると思います。
それでは、ここで上下前歯の先端どうしで噛んでみて下さい。前歯だけが当たって、奥歯はみな離れていますでしょう!?これを Posterior Separation と呼ぶのですが、これが意外と皆さんがご存知ではない前歯の大切な役割なのです。そう・・・前歯だけが当たるからこそ、前歯でものを噛み切ることができるのです。
それでは、その噛んでいる前歯にグッと力を入れてみてください。奥歯で食いしばるほどの大きな力を入れることは、できませんね。これは「てこの原理」から簡単におわかり頂けると思うのですが、顎関節(支点)と噛むための筋肉の位置(力点)から、最も遠いところにあるのが前歯の先端(作用点)だからです。
程度の差はありますが、前歯を失うと、発音がしづらくなった、と感じると思います。
そして食べ物を噛み切ることができなくなるので、消化が悪くなり、また奥歯が常に擦り合わされル事で歯の負担は大きくなります。
こういった影響に伴って、奥歯にかかる側方圧(歯を揺さぶる力)も大きくなり、結果的には奥歯に加え、歯茎などの歯周組織にも悪い影響を与えることになります。
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