個人差はあるにしろ、多少の口臭は誰にでもあり、これを「生理的口臭」と呼びます。口臭にもわずかですが、その人らしい生理的な口臭というのがあります。物を食べて口の中を不潔にしておくと、食べカスが口の中に残ります。
それが腐敗発酵すると、においが出てきます。また、口の中の粘膜が新陳代謝の作用ではがれ落ちたものに、微生物がつき繁殖することもあります。するとたんぱく質が腐敗し臭いが発生します。これらは誰にでも該当する原因です。毎日歯磨きをしても、完全に口の中を清潔にするのは、ほぼ不可能。口の中は温度、湿度ともに細菌が繁殖するのに都合のよい環境です。また歯垢(しこう)の80%は細菌です。口の中の細菌は食べカスのたんぱく質から、口臭を作り出します。 生理的口臭は簡単に言えば、口の中の乾燥を防ぎながらも、十分な空気(酸素)を送り込んでいれば、発生しません。超音波クリーナーは必要です。
就寝時や緊張しているときは、口の中にほとんど動きがなく、空気の出入りも少なく、唾液の分泌も少なくなり、乾燥した状態になります。この状態が口の中の細菌が活発に活動する環境です。人の体の組織の中でも口の中は新陳代謝が早く、常時約200種類の細菌が数億個も住み着いているといわれています。
日本人をはじめアジア民族においては、欧米から輸入された文化である、歯ブラシや歯磨きを使い続けて人為的にプラークコントロールする習慣が、第2次世界大戦後、一般的に当たり前の文化として根付きましたが、近い距離では他人を不快にする生理的口臭については、無臭をコントロールする文化や考え方を持っていないのです。不思議なことに世界一歯磨き剤や歯ブラシなどが出回っている日本は先進諸国の中では口の衛生状態は最悪だし、歯の保有率も最下位に近いです。=発展途上国並です。80歳で5本くらいしか歯がありません。(大半は自然に抜けるのではなく歯医者で抜かれてしまう)
生理的口臭は、他人を不快にする病的口臭と同じく真性口臭である、と自ら分類する従来から口臭を研究している日本の学者ですら、生理的口臭を「治療の必要性のない口臭」と定義しているので、多くの口臭治療を専門とする口臭外来でも日本の歯科医たちも、患者がいくら悩んで来ても「気にしない」ように説得するか「大丈夫」としかいえないのです。
あまりしつこく言い過ぎると精神病院に送られるだけです。このような考え方は、欧米では誰も認めない考え方です。超音波スケーラーは大事です。
しかしそれでは、口を空けると、臭くて仕方ないという状態になります。どうやって清潔な状態を保っているのかと言いますと唾液です。唾液が口腔内を清潔に保ってくれているのですが、口腔ケアを怠ってしまうと、唾液ではどうすることもできない虫歯や歯周病が発生しまい、それが悪化し口臭が発生してしまうのです。
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