子どもの歯は確かに大人の歯が生えるまでの短い命です。しかし、子どもの歯は大きく成長していく体にも、心にも重大な影響をおよぼします。
歯は消化器官の一部であり、食べ物の最初の関門、入り口です。口のなかで食べ物は小さく噛み砕かれ消化酵素などを含んだ唾液とよくまぜられ、初めて胃に送られます。よく噛み砕かれなかったら、胃にも腸にも余分の負担がかかります。しまいには消化不良となることも考えられます。胃や腸が消化器官の一部としてなくてはならないように、子どもの歯の一本一本も大切なのです。歯で、よく噛むということは、消化吸収にとどまらず、アゴの発育や、人間の一番たいせつな頭や脳の発育などの重要な影響を与えるのです。
噛みごたえのある食べ物や、野菜類を好んで食べ、かつよく噛む事により、咀嚼筋(そしゃくきん)は力強く働き、噛む刺激、振動は中枢神経を刺激して、成長ホルモンの分泌が活発になると同時に、脳内の血流をよくし、特に記憶力や知能開発に大切な、大脳皮質の発育に大いに影響を与えると言われています。COというのは、必ずしも治療が必要な歯ではなく、虫歯になりかけなので、要注意という歯です。
ただ検診は明るさなどの条件の悪いところで行われるので、実際には、明るいライトの元で見ると削って詰める必要がある虫歯である場合もあります。
本来のCOの虫歯の場合、歯科医院で行われることは、ブラッシング指導・食事指導、虫歯の進行止めの塗布、フッ素塗布などでしょう。奥歯の溝の場合は歯を削らず溝を埋めるシーラントをすればよい場合もあります。いずれも痛みを伴う処置はありません。
子供を歯科に連れて行く前は、歯科に対して恐怖感を植えつけないように気をつけてください。
「そんなにお菓子ばかり食べていたら虫歯になって歯医者でガーってされるよ。」なんて普段から教育されていると大人しくしろという方が無理です。 「どうせ乳歯だし、永久歯が生えてきたら気をつければいい!」って考えてたら大変です。このあとをよく読んでその理由を理解してくださいね。まず、虫歯になってしまったということは、あなたを含めて家族が虫歯になりやすい生活習慣だということを理解してください。
まずこのことを理解し改善しなければ、乳歯だからいいや!なんて言ってられません。永久歯が生えてもすぐに虫歯になって、治療してもまた虫歯の繰り返しです。
そして、歯の生え変わりの時期になると、乳歯が抜けなくてもその下に永久歯がスタンバイします。この時、上にいる乳歯が虫歯だと生える前から虫歯に感染してしまい、それが原因で弱い上に変色した永久歯が生えてくる危険性があるのです。また、虫歯になっている歯では噛みづらいため、ちゃんとした噛み方ができません。変な噛みぐせがついてしまうこともあるのです。
歯磨きをして口の中の汚れを除去するようにしましょう。親の仕上げ磨き(歯科材料)をしましょう。歯の本数が少ないうちはガーゼで拭き取りましょう。歯の本数が増えてきて子供がハミガキに興味を示したら、ハミガキを持たせてみましょう。かかりつけの小児歯科を探し、定期口腔内カメラで健診を受診しましょう。虫歯になる前に歯石を除去して貰ったり、フッ素で歯を強くするなど予防的な治療をしましょう。1歳半健診などで歯を見てもらえる市町村が多いようです。それまでに気になる事がある方は早めに受診しましょう。
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