歯医者が怖い、時間が取れないなどの理由で、虫歯治療を先延ばしにしている方は少なくないのではないでしょうか。当然ですが、虫歯は自然治癒することはありませんよね。それでも痛くないからまだいいや...と、放置されることも多いのが現状です。
ですが、治療せずにほったらかしにしておくと、本当に怖いことになる可能性もあるのです。メディアにも取り上げられていたのでご存知の方もいるかと思いますが、虫歯菌が脳に達して重篤な病を引き起こす、というものです。こちらは非常にまれなケースではありますが、実際に亡くなられた方がいることを思えば、軽視できませんよね。また、心臓に疾患があり、人工弁を装着している方にとっては、虫歯菌から心内膜炎と言う病気を発症する可能性があることをご存知かと思います。欠けてギザギザになってしまった歯が、舌や口腔内に余分な刺激を与えてしまうためです。他にも早い段階で永久歯が抜け落ちて総入れ歯になるとか、歯周病を引き起こすといった可能性もあります。人にもよりますが、味覚異常を覚える方もいるようです。あと、歯が痛くて咀嚼が足りないために、慢性消化不良を訴えるケースも存在します。
虫歯も歯槽膿漏も、口の中の菌が引き起こす病気です。菌の種類によって特殊なケースもあり個人差がありますが、きちんと予防をしている人はそんなもの関係ありません。そして、後手後手にまわって治療を繰り返すよりも、痛くならないように予防をしたほうが、歯は長持ちするのです。悪いパターンは、痛くなって治療をして、また数年たって痛くなって治療をして・・・。ところで、具体的に予防って何をするのでしょうか?
無理やりですが、簡単に例えれば、溝掃除と似ているかもしれません。口腔内カメラで検査すると、壁がつるつるの溝は軽く掃除するだけできれいになりますが、ざらざらの壁は何度掃除してもきれいになりにくく、掃除してもまたすぐに汚れがついてしまいます。超音波スケーラーは大事です。形が複雑だったり、へこんだところは、掃除したつもりでも汚れが奥のほうに残って、腐り、匂いが出たりします。
歯も同じで、つるつるでへこみのない歯は汚れが落ちやすいですが、ざらざらで、でこぼこした歯は歯磨きして汚れを取ったつもりでも残っています。
だったら、ざらざらの壁をつるつるに磨いてコーティングしへこみをとり、菌の住み家をなくし、歯を堅くし、きたえようというのが、予防です。
ゆうゆうさんの場合ですが、抜歯後は、インプラントとブリッジを勧められたということですから、その移植歯の両側に歯が残っているということだと思いますので、インプラントとブリッジ以外に、取り外しの出来る1本義歯(いわゆる入れ歯)をいれることも可能だと思われます。ただ固定式の義歯ではないので、ご自分で取り外して歯と義歯を清掃しなければならない手間や、慣れるまでの異物感は、ほかの方法よりも大きいと思います。それぞれの方法に利点欠点がありますから、よくご説明をきいて、納得のいく方法で治療を受けてください。 口の中には、常在菌が少ない人でも120種、多い人では350種以上も存在しています。このプラークの中で砂糖や炭水化物が発酵し、酸が産生され、蓄えられます。そして、この酸によって硬く石灰化していた歯質が脱灰(だっかい)されてしまいます。初期の脱灰は、歯の最表層よりも、内層に数十ミクロン入ったところのほうが強く起こり、歯の内部に浸透した光が複雑に屈折反射するために白濁(はくだく)した様相(白斑〈はくはん〉)を呈しています。
この白斑のレベルであれば、ていねいな歯磨きを続けることで唾液の生理的作用によって再石灰化が期待できます。このように脱灰と再石灰化が繰り返しつつ起こりながら、再石灰化よりも脱灰が多く起これば、その結果としてむし歯が発生することになります。
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