なぜ歯周病・歯槽膿漏になるのでしょうか?これらは虫歯と同じ感染症です。特殊な細菌により引き起こされていて、その細菌を媒介するのがプラーク(歯垢)です。ですから歯の周りにこのプラークが付いていないこと、あるいは歯石がついていないことが重要です。プラークは歯ブラシで落とすことが出来ますが、歯石は石のように硬く、また歯や根にしっかりとこびりついている為、歯ブラシでは落とすことができません。そのため、歯石を取るためには特殊な器具、装置が必要です。 歯周病を引き起こす細菌は、空気が嫌いです。歯周ポケットと呼ばれる歯肉の下に隠れて増殖します。まずは、目に見える部分の「プラーク」はブラッシングで除去します。どれだけ目に見える部分のプラークを除去できたかで、歯周ポケット内の細菌の量にも影響します。歯周ポケットの中の歯石およびプラークはスケーリングやルートプレーニング、PMTC(歯科機器)で除去し、歯の周りおよび歯周ポケット内をきれいにします。
ここに掲載されている細菌は数多くの研究や実験によって歯周病の原因となること明らかにされているものばかりです。これらの名前を知ったところでどうにもなりませんが、歯周病の原因になる細菌は一種類だけではなく「こんなにたくさんいるの!?」と思うほど多種のものが存在するんですということを知っていただきたかったので載せてみました。第一段階
これらの細菌は出産直後の人間の口腔内には存在しません。生後しばらくして歯が生え始めて離乳食を取るようになると、徐々に感染していきます。最初の感染は親からの「口移し」だと考えられています。乳歯に感染した細菌はやがて永久歯へと矛先を変え、そこに長く居座ることになります。発症に至る最初のステップは、細菌が「歯の表面や歯肉溝に定着する」ことです。超音波スケーラーは必要です。
第二段階
歯周病の原因となる細菌は、「歯肉溝」と呼ばれる空気や光の届かないような暗闇を好む傾向にあります。この歯肉溝の中で悪玉菌達はお互いに協力し合いながら複雑な代謝経路を経てプラーク・歯石を形成し、同時に有害物質を放出します。
第三段階
悪玉菌が放出する有害物質こそが歯ぐきの炎症を引き起こし、歯槽骨を溶解し、口臭を発生するのです。
歯周病の原因となる細菌を「歯周病菌」と言います。歯周病菌は、どんどんと歯ぐき(歯肉)とその奥の歯槽骨(しそうこつ)が破壊していき、治療せずに放置すると歯がぐらぐらになって、最後には抜けてしまいます。
歯周病の原因として、喫煙もその一つです。タバコの有害物質は歯ぐきを傷つけるので、血流が悪化して歯ぐきの再生能力が低下します。また、喫煙は歯周病を悪化させてしまいます。
歯周病は、特定の細菌が関与する感染症ですが、生活習慣病としての側面も併せ持ちます。
生活習慣病といえば、糖尿病や高脂血症、高血圧が有名ですが、これらは日常生活の乱れや栄養、カロリーなど無視した食生活、喫煙などを続け、そこにストレスや体質などの要因が加わり発症するといわれています。
歯周病においても、細菌感染のみならず、喫煙や食生活、歯みがき習慣、そして前述したストレスや加齢といった環境的な因子が複雑に関連して起こります。
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