奥歯が痛い。歯茎がはれてきた。親知らずが暴れ始めたみたいだ・・・。 食べ物をすりつぶす役目を持つ大臼歯は第一、第二、第三の三種があり、上下左右に合計十二本あります。このうち最も奥にある第三大臼歯の四本は十六歳から二十歳ごろ、もう親に知られることなく生え始めるところから「親知らず」の呼び名が付いたとされています。この歯を、日本人の四人に三人は抜かなければならないという歯医者さんもいます。痛くなくても「抜きます」といわれる場合や、生えたことも気づかないまま「痛みは親知らずが原因」といわれる場合もあります。なんで親知らずは困りものなのでしょうか? 親知らずは不完全だけれども{上,下}⊗{左, 右}で4本生えていた。歯科x線で検査しよう。
上2本はやや方向が難ありだが立派に生えており、下2本は埋まり気味に中途半端に生えていた。生えかけの親知らずは体調を崩したりするとよく炎症を起こし、さらに体調不良を悪化させたりした。あるいは逆に炎症が起こることで体調が悪化していたのかもしれない。しかしそれでも、植物が生長するのを慈しむように、せっせと親知らずが生えるのに耐えた。現段階で、上2本は生えていて、下の左は埋まっているけど上面がほぼすべて露出した段階で、下の右は長らく埋まったまんまで変化がなかったが、ここにきて歯の表面がわずかだが見えるようになってきた状態だった。
やっとここまで親知らずが生え揃ってきたなぁと思っていたところだった。4月があと数日で終わる時期に体調不良と歯痛でダウンした。親知らずの炎症は何度も経験していたが、堪えられないほどではなかった。しかし、今回は「いますぐに何とかして!」というレベルだった。親知らず周囲の歯肉が炎症を起こす状態を智歯周囲炎と呼びます。親知らず周囲の清掃不良によって細菌感染を起こしているので、炎症状態が沈静化しない状態では抜歯を実施しないのが原則です。超音波スケーラーは必要です。
レントゲン撮影をおこなっているので、親知らずの前方の歯が原因である可能性は少ないと考えられます。抗生物質と消炎鎮痛剤の服用によって症状の沈静化を図るのが基本的な対応です。症状が沈静化した時点で、抜歯をおこなうのが一般的です。親知らずを抜歯せず放置することによって、歯肉部分の炎症が再発することが多々あります。再発を覚悟で抜歯をしないという選択肢もあります。
20〜40歳で、以下の智歯の生え方にあてはまる人は要注意です。
1,手前の歯のようにまっすぐ生えている。
2,中途半端に生え、歯の一部だけが見えている。
3,口内には確認できないが、不完全に骨に埋まり、さらに横向きになっている。
4,骨の中に完全に埋まっている。
1、2は歯磨きをうまくできない場合が多く、さらに慣れない海外生活により生活が不規則になり、免疫力が低下すると、より炎症が起こりやすくなります。3、4は自分では気づきません。レントゲンを撮り、チェックする必要があります。
-
歯科開口器・マウスオープナー(C型)20個入
販売価格 3,900円
-
LED光重合器 照射器 1500mw(ワイヤレス)
販売価格 4,600円
-
歯科用双眼ルーペ3.5X拡大鏡 &ポータブルLEDヘッドライト
販売価格 9,600円
-
歯科用ホワイトニング装置・セルフホワイトニング用機器 KY-M208A(土台付き)
販売価格 67,300円