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舌苔の取り過ぎについて

舌診とは、患者さんの舌の色、大きさ、厚さ、舌苔(ぜったい:舌のこけのこと)の色など、色々な角度から「舌」の状態を診ることによって、からだの中の色々な情報を得ようとする診断の方法で、中医学の診断法の中でも特に重要な項目です

舌診」は目で見ることによる診断方法ですから、(口腔内カメラ)四診(望診・聞診・問診・切診)のうちの「望診」の手法のひとつです。 舌は、照明の種類や照度によって見え方が変わるものです。特に舌の色は条件によってずいぶんと違って見えます。

舌診は、できれば自然光のもとで行うべきですが、自然光を確保できない場合には、照明によって十分な明るさを確保することが必要です。また、できるだけ毎回同じ場所(条件下)で舌診をおこなうことにより、より正確な相対的な比較を行うことができます。照度が不十分だと、舌苔の白色と黄色の区別がつきにくく、蛍光灯の種類によっては、正常な舌の色でも紫ががかって見えることがあります。
十分な照度と同一の条件を確保することにより、このような誤認は最低限に抑えることが可能となります。 舌苔については口臭をはじめ、最近では「舌のエチケット」など様々なことが言われており、少しでも舌苔があることに神経質になる人も多いようです。舌苔が問題になるのは、過剰な量の舌苔がついている場合や色などにもよります。正常な範囲であれば、人により程度の差はあるものの、ある程度の舌苔は舌の健康維持のために必要な存在であることを理解してください。
舌苔が口臭の原因であることで悩んでいる人の多くは、実は正常な舌苔についてに認識がないため、本来必要な舌苔までも取り除いてしまうことがあります。
実は下苔を取りすぎると、お口の中で様々なトラブルを引き起こします。舌の表面は、新陳代謝が激しく、健康な人は奥へいくほどに舌苔が付着し、朝起きたときや、疲労時、病気の時などは白さが増します。しかしやがて、疲れなどが回復すると元に戻ります。
舌苔を過剰に取り除きすぎると、舌の表面が保護されなくなり、幼弱な細胞がむき出しになってしまい、血液が集中することで熱く感じるようになったり唾液の異常、さらには味覚異常や、口臭を発することにもなり得ます。 口の中の有効な酸素は、唯一唾液からもたらされています。口に中を通過する空気からは供給されません。新鮮な唾液に溶けている、超音波スケーラーが必要です。
これが欠乏すると、白い舌苔の付着した舌には、溝やひび割れのようの横の線が出現します。こうなると口臭に結びついてきます。舌の深い溝には、悪臭を放つ細菌が住み着くようになるからです。(これは、アメリカの口臭専門医も同じような指摘をしています)最近は、舌苔の治療や診断ではもっぱら、東洋医学的取り組みをしていますが、東洋医学では、舌を総合的に判断する学問体系と診断方法が確立しています。
舌苔の付着の要因として、口腔内から摂取される物が原因となるアレルギーの可能性も考えています。その理由は、このような舌苔の付着の激しい人に、アトピーとか、ある種の過敏症を基礎疾患として持っている、ないしは既往歴のある人が多いことです。 

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