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舌を傷つけない取り方

舌クリーナー(舌ブラシ)は舌苔を取るための道具です。舌苔は、歯ブラシでこすって取っても良いのですが、舌苔ケア用に開発されたクリーナーの方が効果的に除去できます。使い方はカンタン。奥から手前に舌クリーナーで舌の表面をなぞります。舌の真ん中、右、左…と1回ずつ合計3回こすったら終了です。何度もこすって舌苔を取り過ぎたり、力を入れ過ぎると舌の表面を傷つけてしまうので注意しましょう。親指、人差し指、中指の3本で超音波スケーラーを軽く持つと力が入り過ぎないのでオススメです。また、また、舌クリーナーは使いすぎると舌の表面を傷める危険がありますので、使用は1日1回までにしましょう。

舌苔除去の方法をご紹介しましたが、一番大切なのは、舌苔が付きにくい口内環境を作ることです。舌苔が口臭の原因と書かれていると、少量付いているだけなのに神経質になってしまう方がいらっしゃいます。健康な方にも舌苔があることを忘れないでくださいね。ある程度の舌苔はお口の機能を正常に営むために必要なものです。舌苔を取りすぎて舌を傷めてしまい、ひどい口臭を引き起こしたり、味覚障害を起こすこともありますから、やり過ぎは禁物です。 

まず、正常な舌は、ふっくらと柔らかく、赤ちゃんの舌のように舌全体がきれいなピンク色(淡紅色)で、適度な湿り気を帯び、動きも滑らかです。舌には、うっすら薄い白色の苔(苔を透して舌本体がみえれば正常)がのっている状態が、理想とされます。舌の運動‥舌を出す際に、舌が震える人がいます。この所見は、緊張しやすい、繊細な神経の持ち主にみられます。気疲れしやすい人です。

下の写真は、私の下の娘(中学2年生)で、ほぼ正常な舌と考えられます。舌の大きさは程よい厚さと大きさで、柔らかくよく動きます。淡紅色で白色の薄い苔が均等についていて適度にうるおいがあるのが確認できると思います。まずは正常な舌をよく観察し、よく覚えておくことが大切です。口腔内カメラでよく検査しよう。

舌の色が、きれいなピンク色で、舌にある突起物=舌乳頭(ぜつにゅうとう)が突起している状態が健康な舌の状態です。また、舌が腫れていたり、ひび割れているなどの、異常がある場合は舌の病気の可能性があります。舌が白くて厚い舌苔(ぜったい)が、付いいる場合は、舌の状態をしっかりと知ることができなくなります。

舌苔は適度にとりましょう!そして毎日チェックすることで、自分の健康状態の変化を知りましょう。

舌はいろんな情報を教えてくれます。では、どんな舌がどんな情報を教えてくれるのでしょう?舌の周りがデコボコになって舌がむくんでいる場合は、体内の水分が多いという合図です。この場合は、胃腸が弱っているかもしれないということを教えてくれています。

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