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口腔ケアについて

口腔はお口の中のことを指します。ケアは、辞書によると世話{せわ}、介護{かいご}、手入れ{ていれ}、とあります。つまり口腔衛生の改善のためのケア,すなわち口腔清掃を指します。でも、最近ではもう少し範囲を広げて,歯石の除去,義歯の手入れ,簡単な治療まで含められる事が多いようです。さらに,摂食咀嚼嚥下訓練まで含められる場合もあります。

ですから、「口腔ケアとは,口腔清掃,歯石の除去,義歯の調整修理手入れ,簡単な治療などにより口腔の疾病予防機能回復,健康の保持増進, さらにQOLの向上を目指した技術である」 といいかえることができると思います。 (口腔内カメラ)

ですから、在宅で行いうる歯科処置のすべてを,口腔ケアといえることができます。我が国は、2015年には65歳以上のお年寄りが全人口の1/4を占めると予想され、今後、世界に類のない高齢社会になることが確実です。高齢社会が進むにつれて要介護高齢者の数は増加し、1993年に約200万人だったその数は2025年には約530万人に増加すると推計されています。超音波スケーラーは大事です。

要介護状態では口の中の清掃がおざなりにされやすく、非常に不潔な方が多くなります。急増する要介護高齢者のQOL(生活の質)向上を目指した生活支援が必要となり、口腔領域では口腔ケアの普及が大変重要になっています。しかし、介護する人たちの口腔ケアへの認識は必ずしも十分ではありません。歯科衛生士による口腔ケアの効果を調べるために、舌苔のメチルメルカプタンの濃度を調べることにより口臭生産能を調べると、歯科衛生士による専門的な口腔ケアを行うことにより、口臭生産能が減少しました。

また別の調査でも歯科衛生士の専門的口腔清掃実施クループの呼気中のメチルメルカプタン濃度は、しなかったグループに比べて明らかに少ないことがわかりました。これらのことから口腔ケアは口臭を減少させると言うことができます。

常食は唾液の分泌を増やし カンジダ菌を減少させる。常食を摂取している人に比べてかゆ食などの軟食を摂取している人のほうが舌背上のカンジダ多数群が有意に多く認められた。

唾液の分泌量も常食を摂取している者のほうが有意に多かった。常食に近い食形態の食事は,患者のQOLを向上させると共に、唾液の分泌を増加させ口腔内の自浄作用を促し、口腔内のカンジダ菌数を減少させる。

 

 

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