口臭の主原因である舌苔の除去は、舌苔が多くついている起床直後に舌ブラシや柔らかい歯ブラシを使って舌の清掃を行うのがポイントです。まずは鏡を見ながら舌を思いきり前に突き出して、舌の後方に舌苔がついていないか確認してください。舌の奥の方にブラシを入れると嘔吐反射が出そうになりますが、それを予防するには、舌を思い切り前に出し、水にぬらしただけのブラシで磨くとよいでしょう.
次に舌ブラシを鏡(口腔内カメラ)で見える最も奥に軽くあて、手前に引きます。決して力を入れ過ぎないようにしてください。また、この時に息を数秒間止めながら行うと、嘔吐反射が出にくくなります。清掃後は舌ブラシの先を水道の水でよく洗い、舌ブラシの先に汚れ(舌苔)がついてこなくなるまで繰り返します。
しかしながら、舌は歯と違って柔らかい組織なので、1日に何回も磨いたり、力を入れて強く磨くと、味を感じる味蕾を傷つけてしまいます。起床時の1回で十分です。また、特に舌苔がついていない人は、舌を清掃する必要はありません。
舌苔は舌の上に付着する白い苔のようなものですが、その正体は実は防御反応として発生しているものなのです。舌苔は、食道、胃、十二指腸などの上部消化管に吸収等の障害がある場合に、発生するものですが、
これについては、上部消化管の吸収障害で弱ってしまった粘膜を保護することと、弱った消化管に食べ物があまり来ないようにするための作用と考えられています。そのため、舌苔の発生を抑えるためには、上部消化管を改善することが重要となります。
舌苔が口臭の原因になると考えられていますが、実際には舌苔の正体である糸状乳頭自体には、殆ど臭いはありません。臭いの原因となりえるのは舌苔ではなく、舌苔に定着する菌(特に嫌気性菌が定着すると悪臭発します)の影響と考えられています。
実は、食べカスというものは、歯ではなく舌に多く残っているのですが、消化器が弱っている人や、人体調が悪く細菌の量が増殖している時は、白や黄白色をおびている時は、人体調管理や食生活の見直しをはかってください。歯科スケーラーで清潔を守ることは大事です。
舌苔を防止する手法の1つとして、食習慣の改善も防止になります。柔らかいものばかり食べないで、硬い食品をとることは、歯を支えているアゴを鍛えることになり歯並びが悪化することを防ぎます。それは、虫歯防止にもなりますし、長い目で見れば口臭を防止することができるそうです。
私の経験では、なるべく濃い目のものがいいようで、お茶葉の種類は何を使っても効果に差はないようでした。痛みの抑制だけでも効果がありますので、口内炎にお困りの方は是非一度お試しください。さらにすぐに痛みを何とかしたい方や即効性を求める方には、貼るタイプのパッチもドラッグストアなどで販売されています。
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