虫歯の痛みには大きく分けて2種類有ります。まず一つは歯髄(俗に神経)の生きている歯の場合ともう一つは歯髄の無い歯の場合の痛みに分けられます。前者の場合虫歯になると次のような段階を経過します。
1.甘い物を食べるとしみる(初期齲蝕)
2.冷たい物を食べるとしみる(初期齲蝕)
3.冷たい物が痛くて食べられない(単純性歯髄炎)
4.冷たい物、熱い物両方で痛む(初期の化膿性歯髄炎)
5.夜間就寝時にずきずき痛む(慢性化膿性歯髄炎)
6.熱い物で痛くなり冷やすと気持ちいい(慢性化膿性歯髄炎の進行型)
7.自発痛がありじっとしていてもいつも痛い(急性化膿性歯髄炎)
8.歯肉が腫れているが熱い物も冷たい物も感じない(壊疽性歯髄炎)ここまで来るともう歯髄(神経)は腐って死んでいます。
むし歯になるためには条件としては、まず、歯がなくてはなりません。(この歯の結晶構造が弱かったりすると虫歯になりやいです。)次に、お口の中に虫歯菌がいること。虫歯菌は、多かれ少なかれ、誰の口の中にもいます。この菌のかたまりを歯垢(しこう)またはプラークと呼びます。(歯垢の中には、むし歯菌以外の細菌もたくさん住んでいます。)歯科レントゲンで検査しましょう。
そこへ、食物が入ってくることが必要です。特に虫歯菌の好きなものは、「ショ糖」ですむし歯菌が食べ物の中の糖を取り込み、酸を産生して、口の中を酸性にして、歯の表面を溶かすのです。これを歯の脱灰といいます。食事するたびに、目に見えないレベルで、歯の表面は解け脱灰をおこします。
ところが、食べない時間があると、その間に唾液は排出され、お口の中が、酸性から中性に緩衝されます。また、唾液中のカルシムやリンが溶けた歯に取り込まれ、
また、いつもと同じ状態に戻ろうとします。これを歯の再石灰化といいます。
根管治療の成功率は、術前の歯の状態に大きく影響されます。Sjogrenら(1990)によれば、成功率は以下のようになっています。 スウェーデンで行なわれた研究で、学生が専門医の指導の下で治療したものなので、そのまま日本の根管治療に当てはめることはできませんが、無菌的治療法を行なえば、根尖病変のある再根管治療以外の根管治療の成功率はかなり高いことが分かります。
なぜなら、根っこの中は直接見ることができず、形も人それぞれなので完全に細菌を取り除くことが非常に難しく、しかも細菌を取り残した状態で詰め物を詰めたり、クラウン(差し歯・かぶせ物)をかぶせてしまうと、(歯科ラボ機器)後々細菌が増殖してトラブルが出てきてしまうこともあるからです。
後からトラブルが出てきてしまった場合には、ほとんどのケースで前に治療した詰め物やクラウンなどは作り直さなければならず、最悪の場合は抜歯になってしまうこともあります。(かぶせ物を外さずに、上から穴を開けて治療可能な場合もありますが、一般的には詰め物やかぶせ物を外して作り直します)
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