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虫歯の早期発見を考える

 虫歯の早期発見を考える際に、まずは患者さんご自身で、よく観察する習慣を身につけると良いでしょう。ブラッシング(歯磨き)のあとに、鏡の前で前歯から奥歯へと、目の届く限りの歯をよく眺めて、黒くなっていたり、他の歯と比較して色つやや様子が異なっている点はないのかなどを、丁寧に見るようにしましょう。

 

ブラッシング(歯磨き)を行う場所は、可能な限り明るい照明とよくうつる鑑のある場所が望ましいでしょう。最近の家のつくりは、洗面所などもたいていは明るく清潔にできていますが、古い家などにおいては、歯を磨く場所がほの暗いところにあることが多いものです。歯のわずかな異常に気付くためには、是非明るい照明のある場所でチェックするように心がけてください。

 

また、歯は鏡で見やすい部分だけをサッと簡単に見るのではなく、歯と歯の間の根本に近い部分や、奥歯の噛み合わせ面などもよく見ましょう。これ加え、患者さんご自身で歯を見る場合には、歯肉の色を必ず見る習慣をつけるようにしましょう。歯肉の色については、歯周病を早期に発見する方法の当サイトの別ページでも述べているので参考にしてください。歯には、特に虫歯のできやすい場所があります。それを知っておけば、歯の観察ポイントを理解しつつ観察することができると思いますので、参考にしてください。

 

しかしながら、患者さんご自身でいくら丁寧に観察しても、歯の裏側などは見にくいですし、よほど慣れていないと、完璧には見えないものです。これ加え、虫歯は無いと思っていても、歯科医が見ると虫歯があったということも少なくありません。

 

こうした点において、重要なことは、虫歯を早期に、確実に発見するためには、やはり歯科医に行くのが最善であるということでしょう。しかしながら、患者さんご自身で観察する習慣があれば、患者さんご自身でも初期に虫歯に気づくことがありえるのだ、という程度の認識でいることが良いでしょう。そして、少しでも変だと思ったら、早急に歯科医を訪ねることが重要です。

 

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