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筋肉の緊張で悪循環に

夜間の就寝中に見られる歯ぎしりは、「歯がみ」という言葉があるように、そのまま放置すると顎関節症を引き起こす危険性がある。また、歯が擦り減ったり、破損したりしてかみ合わせの不都合も生じてくる。早めに歯科を訪ねて、予防法を含めて適切な措置を講じる必要がある。

 

 

歯ぎしりはストレスや顎の筋肉の緊張から起こるといわれています。ただ就寝中に起こるため、自覚症状がない方がほとんど。しかし、歯ぎしりを放置しておくことによって、以下のような悪影響を及ぼすことがあります。

 

 

歯ぎしりにおけるもっとも一般的な治療法は、「ナイトガード」という器具による歯ぎしり矯正。ナイトガードを就寝中に装着することにより、無意識に起こる筋肉の緊張を緩和します。半年ほどで歯ぎしりの癖を改善します。しかし、この方法でも改善が期待できないこともあります。

 

 

「歯ぎしりは、顎の周辺にあるそしゃく筋という筋肉の緊張によって起こると考えられます」。歯ぎしりが継続して起こると歯が損傷するが、歯ぎしりを避けようとして口を開ける際に使う開口筋も緊張する。そしゃく筋と開口筋が同時に緊張すると、今度は頭部が前かがみとなり、首の部分の頸椎に負担が掛かって呼吸が困難になる。

 

 

前かがみになった頭部を元に戻そうとすると、後頸部の筋肉が緊張して肩凝りや頭痛などの症状が起こる。さらに、これらの症状がまた歯ぎしりの原因になるという悪循環が起こると考えられている。

 

 

「歯ぎしり防止の代表的なものは、夜にスプリントを歯に装着して寝ることです」と坂本院長。スプリントはボクシングの選手などが使うマウスピースのような用具で、バイトプレートないしはナイトガードとも呼ばれる。スプリントには、筋肉の緊張を和らげる働きと、歯の損傷を防ぐ効果があるという。


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