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慢性疼痛患者の苦悩

 噛み合わせ症候群で苦しんでおられる患者さんのほとんどは、出口のみえない苦痛と戦っています。自分が苦しんでいる病気の原因も治療法もわからず、治るあてもない苦痛と戦うのは大変なことです。肉体の痛みが数日や数週間で治る見込みがあれば人はかなりの苦痛にも耐えることができます。

 

しかしすぐに治る見込みもなく治療法も不明であるということになると、ほとんどの人は失望、落胆、不安感、絶望などといった強い精神的な感情に襲われます。その結果、2次的な障害として精神障害が現れることが少なくありません。この状態は慢性疼痛症候群と呼ばれています。

 

このような状態で悩んでおられる患者さんは現在ますます増加の一途をたどっています。これらの患者さんに共通していることは、みな愛想がなく、その顔付きからは喜びや楽しみを感じることができません。家族や友人たちだけでなく、時には医師ですら毎回聞かされる不平や不満にうんざりとしてしまうことがあります。

 

診察時間に制限があるような場合には、繰り返し聞かされる不平や不満に適切に対応することはきわめて困難です。その結果、似たような症状をもつ精神病として扱われ、精神科や心療内科に送られてしまいます。医師や家族、知人からも理解されずに社会の外へと追いやられてしまうことになるのです。

 

噛み合わせ症候群で悩む患者の最大の悩みは自分の苦痛がだれからも理解されないということです。ほかの病気とちがって、一見健康そうに見えることが多いので、外見からは病気であるということを気づいてもらえないからです。そのための孤独感にも耐えなくてはなりません。

 

慢性の疼痛を抱えていると、職場での人間関係にも影響します。痛みや不快感に気を取られ続けていると他の従業員やスタッフとのやり取りや交流を悪化させてしまいます。そのために仕事を続けられなくなることも珍しくありません。

 

休日ですら、痛みから解放されることがないために、家族や友人と楽しく穏やかに過ごすこともできなくなります。当たり前のことが自然にできなくなって諦めてしまったり、挫折感や憂うつな感情を払しょくできない状態がながく続くと、絶望感の悪循環に陥って逃れられなくなります。

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