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スケーリングやデンタルフロスを使っていると歯に隙間ができるか?隙間は大きくなるか?

 

 歯の隙間についてのことは、ずっと話したいです。「スケーリングしないで、歯の隙間は大きくなりますよ」「デンタルフロスを使用しないで、よく使うと歯の隙間は大きくなります」こんな話はよく聞きます。

 

 スケーリングやデンタルフロスを使っていると歯に隙間ができるか?本当ですか?今日は説明させていただきます。専門的な言葉ではなく皆さんご寛容の程よろしくお願い申し上げます。

 

 まずは歯の構造を説明します。

 

 歯の表面に出ている部分を歯冠と言い、歯茎に隠れている部分を歯根と言います。また、歯は下記の図のようにいくつもの組織から成り立っています。

 

 

 

 それから、下記の図をご覧下さい。

 

 

 

 

 左の図から見ると、これは健康な歯ぐきです。歯と歯の隙間に歯ぐきを覆ってされます。断面から見ると、実は少し隙間がありますが、歯ぐきと歯周組織によく支えています。

 

 右の図は歯周炎あるの歯ぐきです。歯と歯の間は大きな隙間があります。そして、歯茎が腫れています。歯根も露出されています。断面から見ると、歯茎と歯周組織は明らかに萎縮なってきます。

 

 歯と歯の隙間は大きくなったの原因はわかりませんか?実はね、健康な歯茎と歯周組織が失くなりましたことです。

 

 多分、悩んで人もあります。スケーリングしてから歯と歯の間のものがなぜなくなりましたか?歯が小さくなりましたか?実際はスケーリングのは歯石だけです。簡単に説明します。歯石は歯垢が石灰化したもので、主に歯と歯ぐきの境目につく灰白色の石のような硬いかたまりです。

 

 下記の写真は歯石です。

 

 

 

 歯石の表面はデコボコしているために、歯垢がつきやすく、細菌の温床になるばかりでなく歯肉を刺激して、歯周病の原因となったり、歯周病を悪化させます。

 

 スケーリングで歯間部を適切にお掃除し、炎症により腫れていた歯ぐきが引き締まると、歯ぐきが下がるため、見た目に隙間が大きくなったと感じることがあります。しかし、これは歯ぐきが健康になり、歯周病が改善したという証拠ですので、ご心配はいりません。逆にお掃除をしないと、どんどん歯周病は進行してしまい、歯を支える骨がなくなってしまいます。

 

 最後に、フロスは正しい使い方をしないと、逆に歯ぐきを傷つけてしまいまいます。ご注意下さい。歯の健康するために、定期的に検診しましょう!!! 

 

 


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