お子様の成長とともに乳歯は永久歯に生え替わり、歯列も変化していきます。これから生えてくる永久歯を健康に育てていくためにも、まずは乳歯のことをよく知りましょう。
乳歯が生えはじめるのは生後6ヶ月以降で、3歳でほぼ完成するといわれています。しかし、乳歯の芽(歯胚)ができるのは、胎内にいる時。およそ妊娠4~6ヶ月の時といわれ、生えるべき20本の歯は、お子様の誕生する前から歯肉の中で生える準備をしています。
よく、「うちの子どもはなかなか歯が生えてこない」と心配される親御様がいらっしゃいます。でも、ほとんどの場合、乳歯はちゃんと生える準備が整っていますので、さほど神経質にならなくても大丈夫。歯の成長には個人差がありますので、生えはじめが早い・遅いという心配は、まずいらないでしょう。
子供が健康に成長していれば、年齢に応じて顎の骨が成長し、それに合わせて歯も生えてきます。乳歯が生えそろうころには、それに合った大きさの顎になり、永久歯が生えそろうころ、歯が十分並ぶ大きさの顎に成長しています。
たとえば乳歯が20本生えそろうのは3歳ころですが、乳歯が生えそろっても顎の骨は成長を続けています。そこで乳歯のあいだにすき間ができ、すきっ歯になります。しかしこれは健全な成長で、むしろすき間のない歯は顎の成長が遅れているしるしになります。顎の成長が遅れて、6歳臼歯が生えるときに顎に奥行きがないと、6歳臼歯は傾いたまま生えてきます。これが歯並びを悪くするきっかけになるのです。
子供の歯科ハンドピースで歯列矯正治療には、成長・発育という大切な問題が関わってきます。 人の顔の骨格はいろいろなパーツにより構成されており、それぞれ成長の時期、発育の量、速度が異なります。例えば顔を上から三等分したとすると、一番上の頭の部分の成長は6歳の段階でその90%が完成しているといわれています。 しかし、下3分の1の顎の部分の成長は、一般的に16~18歳まで続くといわれています。さらに成長には個人差があります。
生まれてから子供は常に成長・発達していますが、身体の場所によって成長の時期のピークが少しづつ違います。 上アゴは頭蓋骨と接していますので脳が沢山発育する第一次成長期に、下アゴの骨は手足の骨と性質が似ているので手足がグッと長くなり背が急激に伸びる第二次成長期に大きくなるのです。ですから、それぞれのアゴが大きくなろうとしている時期に上手くタイミングを合わせて「出っ歯」や「受け口」の根管治療を開始することが治療効果につながります。
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