テレビのコマーシャルにもあるように初期虫歯は、再石灰化によって治ることが確認されています。「虫歯だから早く治さないと」という警告は、初期虫歯には当てはまらないのです。フッ素入りの歯磨き粉やフッ素入りの洗口剤を使って再石灰化療法を行いましょう。江黒歯科クリニックでは、レーザーを用いた齲蝕(うしょく)診断器口腔内カメラなどを使って、削るべき虫歯なのか、経過を見るべき虫歯なのかを判断しています。
歯に食べ物のカスがつくと、その中の菌が酸を出して歯の表面のエナメル質を溶かします(カルシウムが溶け出す) 2)初期虫歯の状態です。きちんとしたブラッシングや、歯科医院でのクリーニングで歯の表面をきれいにしましょう。 3)すると、だ液の作用でカルシウムが戻ってきて、歯を元の状態に戻そうとします。これが「再石灰化」です。
従来までは、初期虫歯は目で見る視診と探針を用いて歯を調べる触診で検査をします。定期検診で「C1,C2」などの言葉を聞かれたことがあると思います。これはC1がエナメル質内の虫歯、C2が象牙質内の虫歯、C3が神経まで至っている虫歯、に分類していました。 初期虫歯を探針で診査することにより危弱なエナメル質を破壊すると共にプラークを虫歯の深部に送り込むことになり、エナメル質の再石灰化のチャンスを奪うことになります。またカンやコツに頼るため正しいデータを取ることが出来ません。歯に黒い汚れがあると虫歯と診断され削ることになります。実際は汚れの場合も考えられます。白い部分でも虫歯で脱灰していることがあります。 でも、削らずに治療する方法ってあるの?初期虫歯を早く治療しないと、虫歯が どんどん悪化してしまうのではないでしょうか?初期虫歯は、正しい歯の手入れをすれば、健康な状態に戻す事が可能です。どういうことかと言うと?
歯には、再石灰化という機能があります。再石灰化の機能は、表面のエナメル質だけが溶けてしまうような初期虫歯なら削らずに、歯を再石灰化をさせることによって、歯を健康な状態に戻して、虫歯の進行を遅らせることができます。超音波スケーラーも大事です。
ネットでも虫歯の治療について調べて友人にも相談したところ、「お前はいつもなんでもそうやって断れずに帰ってくるからだめなんだ。そんなんだったら300万円の壺でも今買ったほうがいいって言われたら買うぞ。だいたい10年後になるかもしれん?それで詰め物までするって大げさだろ。口内炎の薬出すだけと歯石取り2回で逃す患者が惜しいから治療を長引かせようとしてるんかもしれん。削って詰め物してしまってから後悔するくらいなら予約キャンセルしとけ。」と言われました。
自分でも確かに納得いかないので、とりあえず予約はキャンセルして様子を見ようと思うのですが、どこかでセカンドオピニオンでも聞いて同じ事を言われたら、性格上2回目はもうNOとは言えないような気がするのです。
同じ経験をお持ちの方、詳しい方などいらっしゃいましたら、どんなことでもいいので、最近の虫歯の治療や歯科事情、よい歯科医の見分け方など、今回のケースを相対化できるような情報をいただけたら幸いです。
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