口の中にできる口内炎、唇の角がただれる口角炎、どちらも体調が良くない証拠です。
おとなは、糖尿病、貧血(鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ))、ビタミンB欠乏症などの病気で、感染に対する抵抗力が低下しているときに細菌やカンジダが感染しておこることがあります。抗生物質や副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン薬の長期使用が原因のこともあります。
高齢者は、このような原因がなくても、カンジダが感染しておこることがあります。 口角炎の原因として一番に挙がるのがビタミン不足です。その中でもB2、B6、B12が原因で細菌感染し、口角炎、口内炎になることが多いとされています。 でも私はたんなるビタミン不足だけではならないと考えています。私の経験では、特に体が弱っているときになりやすいんです。そしてその中でも胃、十二指腸 の調子が悪いときに、必ずといっていいほど出ます。というか口角炎が出ているときに考えると、必ず胃の調子が悪いのです。いろいろな要素が重なったときに なるのは間違いないのですが、口角炎と胃とは関係が深いと考えます。
胃の調子が悪いときというのは、急性、慢性の胃炎、潰瘍などがあると当然調子悪くなるときがありますよね。私の場合は潰瘍持ちですので、少しからだが 疲れてきたり、極度でなくてもストレスを感じることが多いと、徐々に胃の調子が悪くなります。これは東洋医学では胃と脾臓の消化器は口から始まるので、 口の両端部(口唇部)は消化器の始まりで、そこがただれや荒れると胃と脾臓がよくないと考えられています。私の症状と見比べると、まさにピッタシかんかん という感じですね。それらは漢方で治療すると改善するとあります。ただ漢方は薬ではないので、時間が掛かります。しかし、薬のように副作用はありません。 個人的には好きですね。
治療は対症的にビタミン剤と、また副腎皮質ステロイド入り軟膏が主流ですが、逆に、あまりにも長期に薬のみ塗っておくと悪化することもあります。薬の塗りすぎが物理的刺激になって口角炎を起こす例もあるといわれます。口腔内カメラで細菌検査にて、カンジダが証明されれば抗真菌外用剤、細菌性のものには抗生物質含有副腎皮質ホルモン軟膏の1日数回の外用が有効です。また、アトピー性皮膚炎が原因の口唇病変も考えられます。
上下口唇および口唇の周囲の皮膚に、乾燥、亀裂、鱗屑(皮めくれ)を認め、またしばしば、口唇に斑点状の色素沈着や口唇からその周囲の皮膚にかけて、びまん性の色素沈着をみます。かゆみはあまりありません。口角部では乾燥がひどくなると、亀裂を生じ口角びらん(口角炎)の状態になります。なめない、拭いすぎない、室内を乾燥させ過ぎないことなども重要です。 発症し、徐々に痛みがひどくなります。
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