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アフタ性口内炎について

アフタ性口内炎とは、口内炎の中でも、最も多くみられる口内炎です。単純に、アフタとも呼ばれています。アフタ性口内炎の症状は、口の中に、円形や楕円形の潰瘍ができます。潰瘍の表面は、白色や黄色がかった白色をしており、周囲は赤くなっています。潰瘍の中央は少しくぼみ、クレーターのような形をしています。口の中であれば、頬の内側、舌、歯ぐきなど、どこにでもでき、一度に1個~数個の潰瘍が現れ、痛みを伴います。1週間~2週間ほどで治りますが、定期的に繰り返すことを、再発性アフタ性口内炎といいます。口腔内カメラは必要です。 

アフタ性口内炎ができる原因は、口の中に傷を作ってしまったり、ストレスや疲労によって、体力が低下したり、栄養不足、他の疾患が原因であったりとさまざまです。体力低下に伴い、雑菌がたくさんいる口腔内の免疫力も低下することで、炎症を起こします。また、ビタミンB群やビタミンCが不足していると、口内炎になりやすく、ビタミン剤やサプリメントを摂取することは、予防に有効とされています。 

ウイルス、細菌、食物、アレルギー、消化器疾患、ホルモン、精神的ストレス、免疫学的異常などの要因が現在に至るまで検討されていますが、現在でも明確な原因は証明されていません。
そのうちもっとも有力な説は、免疫機構の関与についてのものです。
これは全身系統的な自己免疫疾患というより、食物その他のアレルギーなどの原因で変性した粘膜抗原による局所的な反応とみる説が強い様です。
細菌については病巣よりの菌の分離、さらに同菌を用いての皮内反応の増強をみており、また菌と口腔粘膜抗原に対する細胞性および液性免疫を検討し、本疾患が細菌と自己免疫の協同作用に基づく可能性を示唆しています。
栄養上で、鉄、ビタミンB12、folic acidなどの欠乏の関与も検討されていますが、直接の原因ではなく、むしろ二次的な促進因子の可能性があるとみられています。
このような因子には他にも外傷、内分泌系、ストレス、異物、喫煙、食物などが関与していると考えられています。
過労、精神的ストレス、胃腸障害、ビタミン不足、ウイルスの感染、女性では妊娠、月経異常といった内分泌異常(ないぶんぴついじょう)などが誘因になります。しかし、アフタそのものの原因は、まだ不明です。超音波スケーラーは必要です。
ベーチェット病が、再発性アフタで始まることがあり、目や外陰部にも潰瘍のできているときは注意が必要です。 診断のため、原因となる誘因の検査を行ない、口腔内(こうくうない)の炎症状態、部位の観察を行ないます。治療としては、ケナログ、アムメタゾン軟膏(なんこう)などの副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン軟膏をアフタのできている部位に塗ります。硝酸銀(しょうさんぎん)の塗布を行なうこともあります。 


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