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歯髄炎の症状と診断

「歯がしみる、ズキズキ痛む~(>_<。)ゝ」などの症状が続く場合、知覚過敏、または歯髄炎(虫歯を伴う)が疑われますが、痛みが激しい、または継続的に痛みを感じる場合は歯髄炎の可能性が高いでしょう。 

具体的に歯科医では、問診、視診はもちろん、冷たい物、熱い物の刺激による痛みチェック(温度診)、歯を叩いたときの痛みチェック(打診)、X線診などを行い、歯髄炎の可能性が高い場合はさらに、電気歯髄診断器という機器を使い、歯髄がまだ生きているのか?すでに壊死しているのか?を調べ、どのような治療を行うかを決めていきます。歯髄炎の多くは細菌感染ですが歯の骨折、脱臼、切創などの外傷が原因となることもあります。

歯髄炎の症状は軽い場合は冷水がしみたり、食べ物が歯間にはさまると痛みますが、急性の歯髄炎の場合は激しい痛みで耐えがたいほどです。
歯髄は硬い組織に囲まれているため歯腔の内圧が高まることで神経を圧迫することで激痛が走るわけです。歯髄炎の炎症がさらに進むと熱いものに敏感になり歯が浮いてきます。そしてそれ以上に症状が進行するとやがては歯髄が死ぬことで腐敗による口臭が発生します。

歯髄炎の治療は痛みが比較的軽くて持続性ではない場合は歯髄充血の可能性もあるので、その場合は感染した象牙質だけを取り除き虫歯の穴に仮のセメントを詰めて経過観察し痛みがない場合は歯髄を残します。

歯髄炎の原因は、歯髄への刺激が原因とです。刺激の原因として3つが挙げられます。
1)歯の物理的損傷や、温熱刺激の他、歯科治療による刺激として、歯の切削による物やガルバニー電流があります。
2)(
歯科機器)歯科治療で使われた材料が原因の刺激が多いようです。

3)う蝕が原因のものが歯髄炎の中で最も多いといわれます。この他、歯髄炎には、歯髄に来る血液から細菌が入る血行性の物や、リンパ行性のものもあります。 

歯髄炎の原因が治療されると、炎症は鎮まります。早期に発見できれば、歯髄炎が起きている歯に鎮静薬を含む物質を一時的に詰めて、歯髄炎の痛みを鎮めることができます。この仮の詰めものは、6?8週間歯に詰めたままにしておいてから取り出され、代わりに最終的な充てん材が詰められますが、即時に詰めることもよくあります。
歯髄炎が進み、歯髄の損傷が大きく回復不可能な場合は、痛みを止める最後の手段として、根管治療または抜歯によって歯髄が抜き取られます。
歯髄炎を起こしている場合の手当てとしては、痛みがひどい場合は、歯髄に過度な刺激を与えないようにすることが大切で、うがいをぬるま湯などでした後に、虫歯を起こしている箇所に詰まっている食べ物等の残りカスを始末します。
その後、綿球を虫歯の孔に入れた後、鎮痛剤などを服用して痛みに対する対処をします。歯髄炎は、虫歯となっているのが直接原因なので、虫歯にならないように普段から予防することが歯髄炎の予防として大切になります。 


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