“知覚過敏”で歯に激痛!
“知覚過敏”で歯に激痛!精神的ストレスが原因も
冷たい水を口に含んだ瞬間、脳を突き抜けるような強烈な痛みが歯に走る-。いわゆる「知覚過敏」と言われる症状だ。虫歯でなくても起きるこの症状。その背後には、精神的な抑圧が隠れているかもしれない…。
舞台俳優のHさん(46)は、仕事柄「歯の健康」には気を付けている。3カ月に一度は定期健診を受け、虫歯や歯周病予防のクリーニングを受けている。
ところがある日、彼の歯が悲鳴を上げた。朝、歯を磨こうとして水を口に含んだ瞬間、下の右奥から3-4本目の歯の根元付近に激痛が…。
2カ月前にも診てもらって虫歯はなかったはずだが、やむなく歯科10+ 件医院に駆け込んだところ、「楔(くさび)状欠損による象牙質知覚過敏症」だった。東京・渋谷区にある片平歯科10+ 件クリニックの片平治人院長に解説してもらおう。
「原因の一つに歯の表面のエナメル質が欠けて、象牙質が露出した状態がある。ここは歯の神経と細い管でつながっているので、刺激が加わると痛むのです」
ほんの2カ月前に虫歯がなかったのに、急にエナメル質が欠けることなんてあるのだろうか。
「食いしばりや歯ぎしり、あるいは咀嚼などの顎の動きで、特定の歯に過重がかかると、応力が歯の根元に集中して加わり、エナメル質が欠けることがある。これが楔状欠損です」(片平院長)
睡眠中のみならず起きていても、無意識に歯を食いしばっている人は多いと言われる。原因の一つとして、精神的ストレスが考えられる。Hさんは舞台の仕事の稽古がハードで、最近はストレスを感じていた。精神的な抑圧から、自分でも気づかぬうちに歯を食いしばっていた可能性は高い。
「歯磨きの際に硝酸カリウム入り歯磨剤を使うと、神経への刺激伝達をブロックできます。また、しみる箇所にコート剤を塗ったり、レーザー照射で象牙質を保護することもある。さらに、咬み合わせの調整で歯への過重軽減、酸性度の高い食品や飲料を控えるとか、睡眠中の歯ぎしりが明らかな時は、寝る時にマウスピースを装着して歯を守ることも有効です」
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