歯列矯正とは、メスを入れずに個々の歯にブラケットを装着し、ブラケットにワイヤーを通して歯並びを矯正する歯科矯正法です。歯列矯正は、長期間の治療になりますし、食事などの日常生活に欠かすことのできない生活行動にも関わる歯への治療ですから、日常生活でも様々な注意が必要となってきます。
装置を口の中に装着している間は、普通に歯磨きをしても歯ブラシが届かない箇所ができてきますから、歯磨きは普段よりも念入りにしなければなりません。もし、虫歯になった場合は、矯正を一旦中止して、虫歯を治す必要があり、治療期間が更に延長することになってしまいます。虫歯にならないように気をつけ、定期健診は面倒がらずにきちんと受けることが大切です。
装置をつけた最初のころは、痛みを感じる人が多いようです。医院によっては痛み止めの薬をもらえたりしますからまず相談しましょう。そして、食事にも工夫をします。痛みのあるときは無理をしないで、うどんやお粥など柔らかいものを食べるようにし、チョコレートやビスケット、ガムやキャラメル、餅や饅頭など、歯にくっつきやすい物、装置の間に挟まりやすい物は極力控えましょう。強い力で噛むことが必要な食べものは、装置が壊れてしまうことがありますから避けるべきです。もし、こわれてしまったときは、すぐに医師にかかりましょう。
歯列矯正中の運動は、激しい運動や歯を食いしばるような運動は控えたほうが良いかもしれません。特にボディコンタクトのあるラグビーや柔道などは注意が必要です。しかし、歯をガードする為のマウスピースを作ってもらうと可能になることもあります。医師に相談しましょう。唇を使う管楽器なども装置を装着し始めの頃は、なかなか思うように音が出ないという場合もあるようですが、装置に馴れ練習を重ねると共に音が出るようになるそうです。
発音への影響も心配されますが、サ行やタ行、英語のThの発音が難しくなるようです。この場合も、装置に馴れ練習によって音が出せるようになるようですが、職業がアナウンサーである人や、歌手であるという人には、医師との相談が必要ですね。治療に時間がかかりますから、特に女性の場合は、人生の中でも大切な行事にぶつかることもあります。
例えば、成人式の写真撮影や結婚式など、笑顔の写真に矯正装置が写ることには抵抗がある人が多いと思います。このような場合では、一般的に装置撤去や再装着に費用がかかるそうですが、一時的に、目立つ前歯の部分のみの装置を外すことも可能です。医師に相談してみてくださいね。すでに妊娠している場合は、レントゲン検査や抜歯にともなう投薬の可能性があるので、出産後の矯正治療開始が無難とされています。
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