風邪やインフルエンザが心配な季節。手洗いやうがい、予防接種はインフルエンザ予防の基本ですが、このほかにも歯磨きが予防に有効であることが分かってきました。日常生活の中で簡単に実践できるので、風邪やインフルエンザの予防に努めて下さい。うがいで風邪の発症を約4割抑える効果があることが明らかになっていますが、意外にも歯磨きも風邪やインフルエンザの予防に有効です。
今年は新型インフルエンザの流行で、例年よりもうがい・手洗いの重要性が改めて認識されたようですが、秋から冬へと季節性インフルエンザに罹患する方が増える季節となりました。予防法である日常的なうがい・正しい手洗いの習慣やワクチン接種だけではなく、インフルエンザの予防には歯磨きも有効です。
歯磨き指導を養護施設で毎週十年以上にわたって行ってきた。彼ら、彼女らに歯ブラシをうまく使いこなしてもらうのは至難の業だ。何年かかっても身につけてもらいたいと、私も養護の先生方も子供達と戦い続けている。卒業までに少しでも進歩してくれることを祈りつつ、毎週格闘している。そんな中で気がついた。
今、インフルエンザが流行しだしましたが、良く歯を磨けるようになった子、ブクブクうがいがしっかり行える子達の風邪にかかる割合がうんと少ない。口の中が清潔になると風邪のりかん率が変わるように思います。インフルエンザが活躍する季節、口をきれいにして乗り切りたいものです。
インフルエンザが細胞内に侵入して増殖するには、あらかじめウイルス表面の突起が切られている必要があります。その突起を切る役割を持つのが、プロテアーゼという酵素です。酵素は気道の上皮細胞でも作られていますが、口腔内の細菌も作り出すことが分かっています。
そこで歯磨きや口腔ケアによって口腔内の細菌を減らしたところ、唾液中のプロテアーゼ量が減ることが確認され、さらにインフルエンザの発症も抑えられたのです。このことから、歯周病原菌をはじめとする口腔内の細菌が、インフルエンザ感染を手助けしているのではと推測されています。
デイケアに通う高齢の方に、日頃からの丁寧な歯磨きや舌磨きなどの口腔ケアの指導を実施したところ、インフルエンザの発症率が10分の1に減少したと言います。
口の中には、インフルエンザウイルスの感染を促すと考えられる細菌や重症の肺炎を引き起こす細菌などが多く住み着いています。このため、歯磨きや舌磨きなどの口腔ケアをきちんと行うことで、口中の細菌を減らすことができ、風邪やインフルエンザを予防できます。
人間は鼻を触る習性があるので、風邪を引いた人が鼻を触った手でドアを開け、次の人がドアノブを触った手で自分の鼻を触り感染してしまうケースです。このため、鼻を触らないで済むマスクの着用が効果的なのです。
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