カルシウムと大豆イソフラボンを配合し、歯茎の健康を保つ特定保健用食品「オーラルヘルスタブレット カルシウム&イソフラボン」を、サンスター が発売した。女性ホルモンの分泌量が減り、骨密度が低下しやすい更年期以降の女性に適しているという。
1日の摂取目安量の2粒中に、丈夫な骨をつくるためのカルシウム500ミリグラムと、骨の代謝を整える大豆イソフラボン10ミリグラムを配合。大豆イソフラボンは酵素処理し、通常より約3倍、吸収されやすい。
サンスターは、カルシウムと大豆イソフラボンを配合したタブレット「オーラルヘルスタブレット カルシウム&イソフラボン」で、日本で初めて“歯ぐきの健康に役立つ”特定保健用食品の表示許可を取得し、この6月からリニューアル発売した。
1日摂取目安量3粒あたりにカルシウム450mg、大豆イソフラボンアグリコンを9mg含有していた従来品に対し、トクホ製品は、1日摂取目安量2粒あたりにカルシウム500mg、大豆イソフラボンアグリコン10mgを含有する。従来の歯科医院ルートでの販売に加え、同社の通信販売でも取り扱いを開始するなど販路を拡大する。
同製品は、カルシウムと大豆イソフラボンの組み合わせで、歯を支える歯槽骨の骨量の増加を促進し、骨の減少を抑制して歯ぐきの健康を維持するというもの。許可表示は「本品はカルシウムと大豆イソフラボンアグリコンを含み、歯を支えるハグキの健康を保つ食品です。更年期以降の女性の方に適しています」。トクホで「更年期以降の女性」という表示も初となる。
歯の磨き残しなどにより歯ぐきに歯周病菌のすむ歯垢が残っていると、歯周病菌を排除しようとする作用により歯槽骨まで溶けてしまう。歯周病で歯を失うのは、この歯槽骨の減少により歯を支えきれなくなることが原因。更年期以降の女性は、エストロゲン分泌量が低下することで、骨量が低下しやすく、歯の喪失リスクはさらに高くなるという。
そこで同製品では、更年期以降の“歯と歯ぐきの健康”を考え、通常の食事で不足しがちなカルシウムと大豆イソフラボンを配合した。大豆イソフラボンには、骨形成を促進して破壊・吸収を抑制し、骨量の減少を抑える働きがあるという。
実際に、愛知学院大学歯学部にて、歯周病治療中の閉経後女性77人を対象に実施した有効性評価試験では、カルシウム500mgと吸収しやすいアグリコン型の大豆イソフラボン10mgの併用摂取群で、摂取しなかった群に比べ有意に歯槽骨の組織の破壊・吸収が抑えられたほか、骨量を示す骨密度の増加や歯周病の進行抑制が確認された。
同社研究開発部新規開発商品グループの清水康光氏は、「カルシウムと大豆イソフラボンの併用で、歯槽骨骨量の増加が確認された。だが、一度減ってしまった歯槽骨を元に戻すことは難しいので、更年期を迎えた女性には、早い段階でケアを始めてほしい」と話す。
なお、同製品などの大豆イソフラボン配合食品のトクホの申請を受け、食品安全委員会が安全性を考慮した結果、「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」において、トクホでの摂取量上限は大豆イソフラボンアグリコンとして30 mg /日と設定されている。
1日あたり2粒(4g)に、カルシウム500 mg、大豆イソフラボンアグリコン10 mgのほか、腸でのカルシウム吸収を助けるビタミンD3も配合したバナナミルク味のタブレットタイプ。パッケージには、「妊娠中の方、授乳中の方、乳児および小児は摂取しない。イソフラボンやビタミンDを含む他のサプリメントとの併用は避ける。骨粗しょう症など、疾病中の方は摂取する前に医師に相談する」という注意喚起を記載する。
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