歯を食いしばって頑張っている人は気をつけてください。歯を食いしばると、頭痛・肩こり・耳鳴りなどが起こることがあるのです。こんな人の中には、原因不明のまま病院を転々としてストレスが重なり、さらに症状が悪化するという悪循環に陥っていることもあります。「もしや癌では」と思ってみたら実は「かみしめ・呑気症候群」という例もあります。
これは、過剰なストレスから無意識のうちに「歯をかみしめる」回数が多くなって咬筋・側頭筋など顔のさまざまな筋肉が緊張し、頭痛・肩こり・耳鳴り・目の奥の痛みなどにつながる病気です。
上記の症状の方も、噛みしめないように気をつけていたら1ヶ月もしないうちに症状が消えていたそうです。こじれたケースの方でも、顎の筋肉を休ませる”リラックス法”を体得したり、薄いマウスピースを歯に被せて、噛みしめると気付くようにして癖を直したりすれば、症状は大きく改善しました。
痛くて口が開けられないなどの症状がある「顎関節症」についても、心の状態が関与しているケースは少なくありません。こういう症状では、心・口・耳・鼻・目など総合的に診断しないと発見が難しいことになりますが、歯科医療従事者としては、まず患者さんに気持ちよく歯の治療を受けていただき、たとえ一時でも「心のケア」のお手伝いができれば・・・と考えております。どうぞお気軽にご来院くださいね。
それは「唇を閉じながら上下の歯を離し、顔から肩の筋肉の力をぬく」ことです。スポーツ選手が筋力を使うとき歯を食いしばるように、我々も日常生活の中で「歯ぎしり」や「食いしばり」をしています。何かに夢中になっている時、集中している時、イライラしている時、そして力仕事をしている時などです。そして一番問題なのは寝ている時の「歯ぎしり」や「食いしばり」なのです。
日頃から唇を閉じながら上下の歯を離し、顔から肩の筋肉の力をぬく習慣をつけて「歯ぎしり」や「食いしばり」を減らすことによって、症状が改善したり場合によっては症状がなくなったりすることができます。これは「自己暗示療法」といって自分で原因をなくし病気を治す方法です。歯医者の治療は必要ありません。
日中にリラックスする習慣をつけておくと眠っている間もその影響を受け「歯ぎしり」や「食いしばり」が減ります。症状が軽い場合は「自己暗示療法」だけで治ることが多くあります。それだけでは治らない場合はスプリントといってマウスピースのようなものを作り眠る時に装着します。
まずは「自己暗示療法」を試してください。唇を閉じながら上下の歯を離し、顔から肩の筋肉の力をぬいてリラックスしてください。眠る前にも力を抜き、全身がリラックスした状態で眠ることをイメージしながら入眠するよう心がけてください。朝起きた時にいつもより顎や肩が軽く感じるようになったら「自己暗示療法」が成功している証拠です。
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