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歯科治療恐怖症に関する

 よく、歯科治療が怖くて受けられないという歯科治療恐怖症の患者さんから相談を受けます。そのような患者さんに対して、カリソルブと病巣無菌化組織修復法という最新の治療法を併用したむし歯治療を行っています。カリソルブは、ジェルタイプの薬剤をむし歯に塗布して化学的に溶解させ、約30秒後に 手用器具を用いて除去を行う治療法です。

科治療恐怖症になっている場合、過去の歯医者さんでの不快な経験が、いわゆる心的外傷になってしまい、歯の治療はもとより歯医者さんそのものに対して、体と心が過剰に反応してしまいます。

 

自分にとって危険なものを察知すると、脳は「逃げろ!」とか「避けろ!」というような信号を発します。体はその信号を受け取って、危険なものから逃れるための反応を起こします。たとえば道を歩いている時、背後から車の音がしたら、誰でも道の端に寄ります。

 

その動作は何気ないものですが、音を聞いた瞬間に脳は危険を察知し、すぐさま「逃げろ」というサインを送り、それを受け取った体は身を守るために動く、という一連のプロセスを経ているのです。この反応自体は非常に正常なものです。というより、生きていくために不可欠なものです。ところが歯科治療恐怖症になってしまうと、このプログラムが必要以上に反応するようになってしまいます。

 

あまりの恐怖で歯医者に通えない人、小さな子供でも我慢できるのに恐怖心を隠せず不甲斐なさも感じてしまう人、勇気をだして歯医者に通いだしても、耐え切れず治療途中で挫折、結局最後まで治療を続けることができずに放置し、症状を悪化させてしまうというようなケースも多々あります。

 

治療をするためには、この悪循環を断ち切って、心と体が異常に反応してしまうサイクルを修正していく必要があります。私のクリニックで無痛治療をされた患者さんは、治療を一回終えるごとに自信を取り戻し、最後には歯科治療恐怖症から脱出しています。異常反応のサイクルを修復できたということなのです。

 


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