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スプリント

顎関節は、スプリントと呼ばれるプレートを保険で作製し治療を行っていきます。一般的にプレートは夜間に装着し3ヶ月ほど使用し続けて頂きます。プレートを使用することにより、これまでかかっていた過度な負担を軽減してあげることができるからです。

 

 

負担を軽減してあげることにより、特定の歯や顎関節にかかっていたストレスが少なくなるので、顎の痛みや疲れ・慢性的頭痛などが、まずはじめに軽減していきます。次いで、過度の力がかかっている部分は、当然プレートが削れて跡が残りますので、その部分のかみ合わせの調整を行っていきます。

 

 

顎関節症はかみ合わせが正しくないために起こりますが、発症の原因はかみ合わせの異常だけとは限らず、最近ではストレスなどが原因となることも分かって来ました。

 

精神的な緊張から歯ぎしりや食いしばりを起こして顎関節症を発症し、やがて歯の痛みや肩こり、手足のしびれなどを併発する方もいらっしゃるようです。あごやかみ合わせに違和感を覚えたら顎関節症のおそれがありますので、早めに歯科医院にご相談にいらしてください。

 

 

 

場合によっては、第二段階の治療として硬いプレートを作製して、かみ合わせの微調整を行っていきます。硬いプレートを使用することによって、下顎を正常な位置へと誘導してあげることができるからです。

 

 

歯ぎしりや食いしばりの癖があったり、かみしめが強い方は、顎に負担がかかって顎関節症を発症することがあります。歯ぎしりや食いしばりのことをブラキシズムと言いますが、ブラキシズムの治療にはナイトガードというマウスピースを用い、歯や顎にかかっていた負担が軽減させて改善をはかります。

 

 

ご自分が歯ぎしりや食いしばりの自覚がない方がほとんどですが、睡眠中など無自覚に歯ぎしりや食いしばりを行っている方は非常に多く、歯や顎に大きな負担がかかります。ブラキシズムの癖がある方は顎が痛い・口が開かないなどの顎関節症だけではなく、歯そのものの破壊(歯が欠ける、割れる、根元がグラグラしてやがて抜けてしまう)のリスクも高くなります。

 

 

顎関節症は顎位やかみ合わせに何らかの不調があることが原因で起こるため、ほとんどのケースでは最初に保険のプレートでかみ合わせや顎の位置の改善をはかります。保険のスプリントはソフトタイプのもので、一定の期間を置きながら少しずつ調整を行い、かみ合わせのバランスを補正して行きます。

 

 

かみ合わせのバランスが悪く、特定の歯だけかみしめが強くなっているとスプリントの一部が削れて跡がつきますので、その部分のかみ合わせ調整を行います。スプリントを使用することであごや歯にかかっていた過度のストレスを軽減し、痛みや筋肉の緊張などを緩和することが出来ます。ソフトスプリント治療で痛みなどが改善されない場合は、かみ合わせ以外の原因が考えられます。

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