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根管治療の注意事項

 

 根管治療とは、歯の根の治療のことです。

 

虫歯が歯の神経まで感染している場合、歯の神経が入っていた管をきれいにする必要があります。

 

 

その管を可及的に無菌状態にして、薬をつめる治療を根管治療といいます。根管内に細菌が入ったり、密閉する薬がしっかり詰まっていないと根管内に細菌が繁殖して、歯根の先の歯周組織に炎症がおき、硬いものを噛むと痛む、歯が浮いた感じがする、歯肉を押すと痛む、歯肉の下の方が腫れる、歯肉の下のほうから膿がでる、などの症状がでます。

 

 根管治療は目に見えないごく細い根管内の治療です。この根管は彎曲していたり,複雑に枝分かれしていたりしてもいます。

 

 いったん根の治療が始まりましたら根の中の防腐処置が終わるまでは継続して受診すべきです。数週間空きますと根の管に残存するバクテリアが繁殖し腐敗を呈しますため急性症状が出たり、病巣の治癒が困難になるときがあります。          

 

 噛み合わせがない状態で中断したまま半年以上経過されますような場合、相手の歯が伸びて来たり、隣の歯が倒れて来たりして最終的な修復が困難になります。また治療中の歯を腐らせて抜歯になることもあります。

 

 

歯根管のバクテリアの全身への影響の有無。

歯根管から染み出て来る腐敗毒素や細菌の産生物の全身的影響の有無。

顎骨病巣の位置と範囲。歯根治療によってそれが解消されたか否か。

治療に用いる消毒剤や洗浄剤や充填剤が上記の問題に有効であるか否か。

治療に用いる消毒剤や洗浄剤や充填剤に対する患者自身の不耐性の有無。

 

 患者にとって毒性があるかないかのチェックは不可欠です。治療に用いたものが患者自身に毒なったら本末転倒です。たとえば最近よく用いられるMTAなどの主成分は重金属であったりするので慎重に用いられなければなりません。根管治療が成功しても重金属中毒を助長したらダメだよね。

 

 

 

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