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　歯が痛みの原因は様々で、大きく分けて２つあります。一つは歯自体の痛み、もう一つは歯の周り炎症による痛みです。主な原因は虫歯や歯周病などがあります。他には、三叉神経、親知らず、知覚過敏、ストレス、歯の破折などがあります。いくつかご説明します。

 

　虫歯：ミュータンス菌をはじめとする酸産生能をもつ細菌が関与する病気です。虫歯になると歯の外側から歯が溶かされると、中の神経に刺激が伝わりいわゆる「歯痛」が起こります。虫歯の進行度によってC1~C4までの４段階に分けられます。C3以上の虫歯は根管治療を行います。

 

　歯周病：プラークの原因で起こる歯の周りの病気です。プラークの中にいる細菌が歯ぐきから侵入すると炎症を起こし腫れて痛みます。同時に細菌が毒素も出し、歯を支えている骨を破壊するので、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

 

　親知らず：正常に生えれば問題ないのですが、斜めに生えたり、水平に埋まっていることがあり、他の歯を押しのけようとすることで、その結果、さまざまな痛みなどのトラブルを起こされます。

 

　知覚過敏：冷たい水や熱いお茶、歯を磨く時に歯ブラシがあたるとしみる等あります。このような症状は知覚過敏です。歯茎が下がったり、歯が削れたりすると表面のエナメル質から内側の象牙質が出てきてしまいます。冷たいものなどが象牙質の神経に触れしみるようになります。

 

　歯の破折：どんな原因で歯が折れたり欠けたり、時間に経つ、破折した部分が歯髄に達していると、激しい痛みが起こされます。

 

　これら以外原因で起こる場合もありますが、歯に痛みが出た時、早めに適切な治療を受けてください。