あごが鳴る、口が大きく開かない、あごが痛む・・・は顎関節症(がくかんせつしょう)の三大症状。
若い女性に急増中と言われる顎関節症ですが、自然に治る軽症のものから、仕事はおろか日常生活さえままならない深刻な症状に苦しめられる重症の患者さんもいます。
原因は何なのか? いったいなぜ増えているのか? 実は生活習慣や、姿勢や食べ物など、人間の体全体を見直すことが必要であるという警鐘が含まれている現象なのかもしれません。
顎関節症とは、顎の関節を中心としてその周囲に起こる障害の総称です。口を大きく開けようとしても強張って開かなかったり、口を開けたり閉めたりする時に「カクン」と音がしたり、関節や筋肉が痛むといった症状が継続する場合に「顎関節症」とい言います。
原因や症状の現れ方・その程度には個人差がありますが、一般的には左右どちらかに症状が出ることが多く、子供や老人には少なく、女性に多いのが特徴です。スポーツや事故などで顎関節に外傷が加わった場合や、関節リウマチが顎関節に出た場合などは、「顎関節症」とは言いません。
顎関節には、下顎骨の部分と頭蓋骨の部分の間に関節円板という弾力のあるクッションがあります。この円盤が顎の動きに先立って種々に位置を変えますが、これが何かのきっかけでどこかに引っかかってずれてしまいますと、擦れてが起きたり、余分な筋肉を使おうとがんばって、関節や筋肉の痛みとなります。もともと噛み合わせが悪く、無理して噛んでいたのが限界を超えた場合。歯を根管治療したが、噛み合わせが正しくなっていなかった場合。歯ぎしりやくいしばりの癖がある場合。頬杖など顎に力がかかる癖がある場合。精神的な悩み、心配事、不安などのストレスを抱えている場合。これは、直接原因ではなく、上記の状態がある場合に、ストレスが発病や進行を促進します。
その後、スプリントという上下の歯全体を覆うかぶせもの(マウスピース)を作成し、数ヶ月間様子をみます。これにより、噛み込んだ時の関節への強い力がかからなくなり、関節や周辺の筋肉を安静状態にします。
また、痛みがあるときは、非ステロイド系消炎剤を内服します。超音波スケーラー、筋電図によるバイオフィードバック法、スプレー&ストレッチ運動、経皮的電気神経刺激法(TENS)などもあります。
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