薬剤の使用時期は絶対過敏期が約半数、次いで無影響期(妊娠4週未満)であると報告されています。催奇形成の危険性が最も高い絶対過敏期に、使用時期が最も多いということには注意しなければなりません。無影響時期に薬剤を使用した場合、着床しないか流産してしまうか、あるいは、薬剤による障害を遺伝子レベルで修復して出産できるので、形態的な異常は発生しないと言われています。
しかし、実際に使用される薬の分子量の大半は1000以下である為、赤ちゃんへの影響を考慮し様々な薬が制限項目に加えられているのです。尚、口内炎の薬として広く使用されているケナログ。このケナログも合成副腎皮質ホルモン剤である為、妊婦は使用する事が認められておりません。その為、妊婦がほぼ安全に使用できる口内炎の薬は、現実的には一部の漢方薬などに限定されてしまう事になります。
妊娠するということは、自分のお腹の中に胎児がいることになりますが、胎児の半分は父親から来ています。よって、妊婦の身体が異物と勘違いし、拒絶反応をします。その結果、妊婦の身体にいろいろなトラブルが発生します。また、一人目を妊娠した時は何もなかったのに、二人目を妊娠したら、口内炎になりやすい、アレルギーがひどくなった、などがでてくることがあります。
妊娠中に口内炎になってしまったら、かかりつけの産婦人科の病院で診察を受けましょう。産婦人科の病院では、妊婦に安全に使うことのできる薬がそろっています。産婦人科で処方される口内炎の塗り薬(歯科材料)にも、ステロイド剤が含まれていますが、長期的に大量に使用しなければ、影響はないといわれています。なにより、産婦人科で処方されている薬ですので、安心できます。
妊娠中の口内炎の予防には充分な栄養と休息をとることが一番大切なのですが、痛いのを我慢するのはストレスになりますのお医者様に相談してうまく対処しましょう。
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